日産ディーゼル工業は26日、日産ディーゼルと三菱ブランドの乗合バスの再生制御式DPFに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2008年1月10日 - 同年4月21日に製作された76台。
低速走行、頻繁なエンジン停止など、軽負荷な状況で使用を続けた場合、異音、白煙が発生し、エンジン回転の上昇、エンジン停止および再始動不能となるおそれがある。
全車両、エンジン制御コンピュータを対策品と交換するなどの措置を実施する。暫定措置として、エンジンオイル量の点検を啓発し、基準レベル以上になっているものはオイル交換を実施する。
不具合は発生していない。事故は起きていない。