
クラークGMアジア社長「再び資本提携も」
米GM(ゼネラルモーターズ)の上席副社長であるトロイ・クラークGMアジア・パシフィック社長は、11日東京で開いた記者会見で日本3社との資本提携見直しについて「われわれが軽々に決めたものでなく、各社とよく相談して対応した」と説明した。

【株価】業績上方修正含みで富士重工が高値更新
米国市場でのハイテク株安が嫌気され、全体相場は小幅続落。自動車株は高安まちまちとなった。業績上方修正含みの富士重工業(スバル)が22円高の714円と反発し、年初来高値を更新した。

【新聞ウォッチ】日産出身で元富士重工会長・佐々木定道さん死去
3月は“別れの季節”でもあるが、季節に関係なく、社会面の下段に掲載される顔見知りの訃報は、深い悲しみに包まれる。きょうの各紙には、元富士重工業会長の佐々木定道さんが肺炎のため入院先の稲城市の病院で死去(享年94)したと報じている。

富士重、軽自動車不振で低調…2月実績
富士重工業(スバル)が発表した2月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比4.6%減の4万8867台となり、マイナスとなった。

富士重、産業機器カンパニーの全国的販売会社を設立へ
富士重工業は、産業機器カンパニーの国内営業力を強化するため、全国規模の販売会社を4月4日に設立すると発表した。富士重の営業政策の一元化を図るとともに、各支店への権限の委譲による地域密着型の営業と、販路の拡大やサービスの向上を図るのが狙い。

富士重、アパッチ・ロングボウ初号機を防衛庁に納入
富士重工業は、陸上自衛隊向け戦闘ヘリコプター「AH-64D」(通称「アパッチ・ロングボウ」)の初号機を完成、15日に防衛庁に納入した。

【池原照雄の単眼複眼】富士重のトヨタ子会社化、意外と早い?
トヨタ自動車と富士重工の提携合意内容は、想定されていた以上に両者の急接近を示すものとなった。これには、兵たん線が伸びきったトヨタにも提携の成果を急がねばならない事情があるようだ。水平対向エンジンや4WD技術は学ばなければならない」(豊田章一郎名誉会長)というのは、単なる外交辞令ではなさそうだ。

富士重、中期経営計画を抜本見直しへ
富士重工業(スバル)の竹中恭二社長は、「トヨタ自動車との資本提携で新しい中期経営計画を今春まとめる」と述べ、現在の中期経営計画を抜本的に見直す方針を示した。

トヨタ渡辺社長、富士重との提携事業は一歩づつ?
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、富士重(スバル)との業務提携の拡充について「一つ一つ確実にやってから段階的に進めていく」と述べ、今後は今回決まったプロジェクトの実行に力を入れていく方針を示した。

【株価】提携効果で富士重続伸
利益確定の売りが優勢となり、全体相場は4日ぶりに反落。見送り気分が強く、市場全体の出来高は低水準。自動車株は総じてさえない動きとなった。こうした中、トヨタとの提携を正式発表した富士重工業(スバル)が26円高の699円と続伸。