富士重工業が発表した2006年上半期(1−6月期)の生産・国内販売・輸出実績は、世界生産台数が前年同期比2.2%増の29万908台と堅調に推移した。
国内生産は海外向けの『インプレッサ』が好調で、国内向けの軽自動車の落ち込みをカバーし、同2.4%増の23万3657台と2年ぶりにプラスとなった。
国内販売は、同11.2%減の12万196台と、2ケタのマイナス。『レガシィ』や『フォレスター』、軽自動車の販売が低迷し、2年連続のマイナスとなった。
輸出は同7.7%増の16万8757台と順調だった。北米、欧州、アジア向けのインプレッサが好調だった。
海外生産は同1.2%増の5万7251台となり、2年連続のプラス。『B9トライベッカ』の生産が6カ月間フルに寄与したため、プラスとなった。