
富士重工、今期経常利益は7%増の500億円
富士重工業は9日、2006年3月期決算と今期(07年3月期)の業績予想を発表した。今期は新型スバル軽自動車の国内投入などにより、世界販売は前期比7%増の61万1000台を計画している。

富士重、新型スバル軽自動車の車名を公表、販売攻勢も
富士重工業は、まもなく投入する新型スバル軽自動車の車名を発表した。車名は『ステラ』で、イタリア語で「星」の意味を持つ。新型軽自動車は背高タイプの“ハイトワゴン”で、6月に発売する予定だ。

富士重、富士機械を完全子会社化
富士重工業は、子会社の部品メーカー富士機械を完全子会社化すると発表した。富士重の9日開催の取締役会で、株式交換で富士重が富士機械を完全子会社化することを決議した。富士機械はJASDAQ市場に上場しているが、完全子会社化で上場廃止する。

富士重2006年3月期連結決算…売上高は過去最高、最終利益は減益
富士重工業(スバル)が発表した2006年3月期連結決算は、売上高が前年同期比2.1%増の1兆4764億円、営業利益が同38.8%増の583億円となり、増収増益となった。売上高は過去最高。新車販売は低調だったものの、為替差益で営業増益となった。

富士重トップ人事にトヨタの渡辺社長の反応は
富士重工業の竹中恭二社長は、「社長交代人事について筆頭株主のトヨタ自動車の渡辺捷昭社長には説明したところ、大変驚いておられた」と話した。

スバル 富士重工業社長に森郁夫常務執行役員
富士重工業は9日、同日の取締役会で竹中恭二社長(59)が取締役相談役に退き、海外営業本部長の森郁夫常務執行役員(58)が社長に昇格するトップ交代を内定したと発表した。6月末の株主総会後に就任する。

富士重2005年度実績…国内販売が2ケタマイナスで国内生産もマイナス
富士重工業(スバル)が発表した2005年度の生産・国内販売・輸出実績を発表した。世界生産台数は前年度比1.2%減の58万8234台とマイナスだった。

富士重工業、ボーイング 787 向けの部品工場が完成
富士重工業は、愛知県半田市に建設していた航空機用複合材部品を製造する「半田西工場複合材棟」と米国ボーイング社の次世代旅客期『787ドリームライナー』の中央翼を組み立てる「半田工場新組立棟」の2工場が完成し、20日に竣工式を実施した。

【株価】全面安の中、富士重工が連日の高値更新
主要企業の決算発表控え、欧州市場の休場などで見送り気分が強い中、利益確定売りに全体相場は3日ぶりに急反落。平均株価は3月下旬以来の水準に切り下げた。自動車株は全面安となった。

【ニューヨークモーターショー06】スバル、3モード選べる「SI-DRIVE」
スバル富士重工業は、インテリジェント・ドライブ・アシストシステム「SI-DRIVE」を開発したと発表した。ニューヨーク国際自動車ショー(ニューヨークモーターショー)の『レガシィセダン2.5GT spec.B』に搭載して参考出品。