富士重工業が発表した2004年3月期連結決算によると売上高は前年同期比4.9%増の1兆4394億円と過去最高となったものの、営業利益が同25.5%減の503億円と大幅減益となった。対ドルで円高が進行、為替差損が発生した影響が大きかった。
富士重工業(スバル)は14日、2002年度から06年度までの5カ年の中期経営計画「FDR-1」での自動車販売や利益目標を下方修正して発表した。
富士重工業(スバル)が14日発表した2005年3月期の連結業績予想によると、営業利益は前期比10.6%減の450億円と、25.5%の大幅減益となった前期に続いて2ケタ落ち込む。1ドル=105円と前期より同9円の円高を想定しており、288億円の影響を見込んでいる。
富士重工業の竹中恭二社長は14日、東京で行った決算発表会見の席上、中期経営計画に対応した国内市場向けの商品展開を明らかにした。2005年初めに軽自動車、06年に小型車の新モデルを投入する。
富士重工業と新明和工業は、次世代塵芥収集車の共同開発で提携すると発表した。
富士重工業は、同社の物流子会社のスバル物流とスバル梱包輸送を7月1日付けで合併すると発表した。同時に、スバル部品用品本部が持つスバル部品センターの物流管理機能の一部を移管する。
富士重工業は、中国の自動車販売会社3社と販売代理店契約を締結、中国内でのスバル車の独自の輸入車販売網の構築に着手したと発表した。
富士重工業は、総額200億円の無担保社債を発行すると発表した。以前に発行した社債の償還費用や設備投資に充てるため。
国土交通省は1日、3月の少数台数リコールを公表した。サーブ『9-3』、三菱『ミニキャブ』、スバル『レガシィ』、アルファロメオ『156』など。
富士重工業は、31日開催の取締役会で、株式交換方式で輸送機工業を完全子会社化することを決議したと発表した。
富士重工業は、コンテナハウスなどの商品を持つハウス事業部を、同社子会社の富士ハウレン関東に4月1日に営業譲渡すると発表した。富士重の事業集約が狙い。富士ハウレン関東はこれを機に、富士ハウレンに社名を変更する。
富士重工業と東京ガスの子会社エネルギーアドバンスは、エネルギーサービスに関する基本契約を締結した。この契約に基き、富士重は宇都宮製作所内の6000kWクラス天然ガスエンジンコージェネレーションより、電力、蒸気などの供給を受ける。
富士重工業と三井不動産は20日、富士重の旧大宮製作所跡地に建設していた大型ショッピングセンターの名称を「ステラタウン」に決定するとともに、4月下旬にグランドオープンする、と発表した。
富士重工業(スバル)は10日、2003年度第3四半期(4−12月期)の連結売上高が1兆283億5700万円になった、と発表した。同期の売上台数は、国内外合計で38万5000台だった。
富士重工業(スバル)は、本社、東京事業所で、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得したと発表した。