原油問題連絡会議、さっそく初会合
政府による「原油問題関係府省連絡会議」が27日夕に開かれ、経済産業省・資源エネルギー庁が中心となり、各省が連携して対策作りに乗り出すことを確認した。
政府、原油高で対策を検討
政府は27日、原油高騰を受けた産業界への支援措置の検討に入った。燃料高で打撃を受けている水産業界や運輸業界などへの支援策が中心になる見通し。
原油高の影響を懸念…経産省、中小企業向けに相談窓口
経済産業省は20日、原油高騰による中小企業への影響を抑えるため、政府系中小企業金融機関(中小企業金融公庫など)や地方の経済産業局に特別相談窓口を設けると発表した。
SS業界の厳しさ一段と…消費者だけじゃないんです
経済産業省・資源エネルギー庁は26日、石油業界に対して実施した原油価格の影響調査結果を公表した。3月から6月までの4カ月間の卸値上昇分に対する小売価格への転嫁率は全油種平均で79.1%にとどまった。
スズキのインド合弁に経産省が拍手
経済産業省は25日、「日本ブランド創造企業・対日投資貢献企業」の経済産業大臣表彰を発表した。世界で日本ブランドの普及に貢献したり、逆に日本へ新技術やビジネスモデルを導入している企業が対象。
原油相場高騰、経産省が再調査を検討
経済産業省の杉山秀二事務次官は25日、原油相場の高騰が日本経済に及ぼす影響を再び調査する考えを表明した。「アメリカのガソリン在庫が少ないことと、ハリケーンの影響、OPEC各国の製油増産余力の少なさに投機的な要因が加わっている」。
サトウキビで温暖化対策---沖縄でエタノール混合ガソリン実験
経済産業省、農水省などは4日、沖縄でバイオマスエタノールの製造・使用実験を行うと発表した。沖縄名産のサトウキビからエタノールを作り、ガソリンに3%混ぜて沖縄県伊江村役場(伊江島)の公用車、63台にて使用する。
【新聞ウォッチ】日本・タイFTA合意、現地生産車にメリット
日本・タイの自由貿易協定(FTA)交渉の残されたテーマだった自動車分野でも締結で大筋合意した。タイ側は自動車部品の関税などを原則撤廃、タイでの現地生産台数の9割が日本の自動車メーカーで占めているため、現地生産コストの軽減に役立つというもの。
難産だったタイFTA交渉が合意へ
日本、タイ両政府は1日、自由貿易協定(FTA)を柱とする経済連携協定で基本合意した。主張が対立していた自動車・部品分野では、部品関税を原則として2011年までに撤廃するほか、高級車の関税を段階的に引き下げることなどを盛り込んだ。
【新聞ウォッチ】日本、FTA交渉大詰め、自動車関税で再協議
日本とタイの自由貿易協定(FTA)を軸とした経済連携協定締結に向けた協議が大詰めを迎えている。昨夜は、完成車を中心とした自動車分野の関税の扱いで、タイ側が難色を示したため「合意するまでには至らなかった」という。
