
政府、原油高対策の方向性を決定
政府は4日午前、「原油問題に関する閣僚打合せ」を開き、対応の方向性を決めた。当面は新たな補助金などの財政措置を採らず、省エネ・新エネ政策や中小企業対策、石油の安定供給、エネルギー外交強化などに力を入れることになった。

道路特定財源見直し、経済産業省も議論スタート
経済産業省の杉山秀二事務次官は3日、道路特定財源の見直し問題で「自動車や揮発油と関係することであり、省内でも議論をしてみたい」と述べ、道路特定財源問題に“参戦”する意向を示した。

大型ディーゼル車に燃費基準、トラックやバスなど
経済産業省と国土交通省は、トラックやバスなど大型ディーゼル車に燃費基準を設ける。車両総重量別に、15年度に02年度比で約12%の燃費改善となる目標基準値を定める。地球温暖化対策や省エネルギー対策の一環。大型車の燃費規制は世界で初めて。

原油問題連絡会議、さっそく初会合
政府による「原油問題関係府省連絡会議」が27日夕に開かれ、経済産業省・資源エネルギー庁が中心となり、各省が連携して対策作りに乗り出すことを確認した。

政府、原油高で対策を検討
政府は27日、原油高騰を受けた産業界への支援措置の検討に入った。燃料高で打撃を受けている水産業界や運輸業界などへの支援策が中心になる見通し。

原油高の影響を懸念…経産省、中小企業向けに相談窓口
経済産業省は20日、原油高騰による中小企業への影響を抑えるため、政府系中小企業金融機関(中小企業金融公庫など)や地方の経済産業局に特別相談窓口を設けると発表した。

SS業界の厳しさ一段と…消費者だけじゃないんです
経済産業省・資源エネルギー庁は26日、石油業界に対して実施した原油価格の影響調査結果を公表した。3月から6月までの4カ月間の卸値上昇分に対する小売価格への転嫁率は全油種平均で79.1%にとどまった。

スズキのインド合弁に経産省が拍手
経済産業省は25日、「日本ブランド創造企業・対日投資貢献企業」の経済産業大臣表彰を発表した。世界で日本ブランドの普及に貢献したり、逆に日本へ新技術やビジネスモデルを導入している企業が対象。

原油相場高騰、経産省が再調査を検討
経済産業省の杉山秀二事務次官は25日、原油相場の高騰が日本経済に及ぼす影響を再び調査する考えを表明した。「アメリカのガソリン在庫が少ないことと、ハリケーンの影響、OPEC各国の製油増産余力の少なさに投機的な要因が加わっている」。

サトウキビで温暖化対策---沖縄でエタノール混合ガソリン実験
経済産業省、農水省などは4日、沖縄でバイオマスエタノールの製造・使用実験を行うと発表した。沖縄名産のサトウキビからエタノールを作り、ガソリンに3%混ぜて沖縄県伊江村役場(伊江島)の公用車、63台にて使用する。