経済産業省の杉山秀二事務次官は25日、原油相場の高騰が日本経済に及ぼす影響を再び調査する考えを表明した。
杉山次官は「アメリカのガソリン在庫が少ないことと、ハリケーンの影響、OPEC各国の製油増産余力の少なさに投機的な要因が加わっている」と原油高を分析。
いっぽうで「これだけ価格が上がっても需要があまり下がっていないということは、原油価格に対する日本経済や国民社会の対応力がついてきているのではないか」とも述べた。
ただ「いずれにしても懸念している。相当な注意をもってフォローしたい」と強調した。
編集部注:e燃費によるとレギュラーガソリンのユーザー購入価格は平均122.0円/リットル。