
【池原照雄の単眼複眼】インド強化へスズキが動き出した
自動車各社の設備投資が凍りつくなか、スズキが乗用車シェアで半数を握るインドで、新鋭工場の建設を決めた。8月にはテストコースを備える研究開発拠点の新設にも踏み出しており、すでに販売台数が日本を上回る同国で、開発から生産に至るまでの体制強化を急ぐ。

【池原照雄の単眼複眼】暫定税率廃止でエコカー減税は風前のともしび
2週間後には民主党政権が発足、マニフェスト(政権公約)の実現に向けた2010年度予算編成が概算要求段階から再スタートする。マニフェストでは10年度からの旧道路特定財源の暫定税率廃止がひとつの柱となっている。

【池原照雄の単眼複眼】軽やトラックにも波及してきた減税・補助金効果
エコカー減税と補助金に後押しされ、国内の新車販売にようやく勢いが出てきた。今月は登録車が昨年7月以来、1年1か月ぶりのプラスに浮上する展開となっている。

【池原照雄の単眼複眼】水面下で進むトヨタ、ホンダの燃料電池車市販レース
ハイブリッド車(HV)で攻防を続けるトヨタ自動車とホンダが、近未来のエコカーと目される燃料電池車(FCV)でも技術開発にしのぎを削る展開となっている。

【池原照雄の単眼複眼】予想外に好転した第1四半期業績
自動車メーカーの10年3月期第1四半期(4 - 6月期)業績は、おおむね各社の想定を上回って好転した。営業損益で黒字を確保できるのはスズキとダイハツ工業のみと見ていたが、この2社に加えてホンダと日産自動車も黒字スタートとなった。

【池原照雄の単眼複眼】ITで弱点をカバーする日産の電気自動車
日産自動車が2010年度に発売する電気自動車(EV)の最終段階の実験車両を公開、徐々にベールが剥がされてきた。

【池原照雄の単眼複眼】オーリス HV投入で消えるか、いすゞトヨタのディーゼル提携
トヨタ自動車が『オーリス』のハイブリッド車(HV)を2010年半ばから英国工場で生産することを決めた。欧州でも「徐々にHVに軸足を移す」(豊田章男社長)という戦略の具体策となる。

【神尾寿のアンプラグド 特別編】環境重視の「21世紀のホンダらしさ」。伊東新社長に感じたこと
7月13日ホンダが、伊東孝紳新社長の合同取材会を実施した。21世紀のホンダはどこに向かうのか。今回のアンプラグドは特別編として、合同取材の様子から新しいホンダの姿について考えてみたい。

三井物産、エコカー電池原料リチウムの独占的マーケティング権を取得
三井物産は8日、カナダリチウムコープ社から、日本、中国、韓国でリチウムイオン電池の主原料であるリチウムの独占的マーケティング権を取得したと発表した。契約により、三井物産はリチウムの安定的な調達が可能となる。

【池原照雄の単眼複眼】暫定税率撤廃、与党はどうする?
8月の投票が濃厚となってきた総選挙で民主党が政権を獲得すると、クルマに関連する税金が2010年4月から大幅に軽減される。