年度末の駆け込み需要からの反動もおさまり、リスタートとなった2015年のカーナビ商戦。各社の夏モデルは、車種専用/大画面モデルの登場に加えて、スマートフォンのマルチタッチやクラウド音声認識を取り入れた先進UIがトレンドとなった。一方スマートフォンの急速な普及と性能向上に伴い、ナビアプリも特に描画回りで大幅な進化を遂げている。ドラレコ付PNDやヘッドアップディスプレイ(HUD)対応ナビアプリなど、ナビの形態も多様化。これら最新カーナビの主要機能やインプレッションなどワンストップでお届けする。
パナソニックのポータブルナビ(PND)、『ゴリラ(Gorilla)』シリーズのハイエンドモデルとしてこの夏に登場した「CN-GP747VD」。本機は、PNDとしては最高レベルの測位性能と、ドライブカメラなどの多機能を突き詰めた付加価値モデルだ。
パナソニックの『ゴリラ(Gorilla)』シリーズに、この夏究極の“全部入り”モデルが登場した。ポータブルナビとしては、初めてトリプル衛星受信そしてOBD IIに対応したSSDポータブルナビ“ゴリラ・アイ”こと「GP747VD」だ。
パナソニックのAV一体ナビゲーション「ストラーダ」、その上位ラインである「Rシリーズ」の注目は、使い勝手を向上した「モーションコントロール」の採用と、独自のAV機能群で他社製ナビと差別化を図っている。
パナソニックのAV一体型ビルトインナビゲーション「ストラーダ」の上位モデルが『Rシリーズ』だ。今回取材したのは、200mmワイドモデルの「CN-R500WD1」。標準よりも20mmワイドな幅を活かし、本体向かって右側にはハードキーが設置されている。
さて、目的地が手軽に検索&設定できることが明らかになったイクリプス Zシリーズの会話検索機能“CarafL(カラフル)”だが、このシステムを利用して、私たちのカーライフはどう変わるだろうか?今回はお台場から横浜みなとみらい地区へのドライブで検証してみることにした。
「スマートフォン(スマホ)で利用できるカーナビの音声検索を試していただきたいのですが」。編集部の担当者から連絡を受けたとき、考えてみれば、これまで音声による検索機能を使いこなしていなかったことに気がついた。
PNDといえばかつては大ヒットした商品だが、最近ではスマートフォンに押されて人気がないと思っている人が多いだろう。たしかに以前ほどの勢いはないが、PNDは今でも根強い需要のある人気商品だ。
日本人に馴染みの深いゼンリンの地図データを使い、一貫して親しみやすいナビアプリを追求してきたゼンリンデータコムの「いつもNAVI」シリーズ。
大阪モーターショー13のITSスポット・ブースでは、ITSスポット対応の次世代カーナビの先進機能をアピールした。
前回のインプレ前編ではセンター連携型の音声認識機能の「CarafL(カラフル)」や説明書アプリ「どこでもサポート」といったスマートフォン連携機能を紹介したが、後編ではナビの基本性能やその他の機能を中心に紹介したい。
10月8日、富士通テン・イクリプスは2013年の秋モデルとして同社のナビゲーションシリーズ2シリーズ6機種を発表した。
GARMIN『nuvi 2795』にはすでに紹介したスマホ連携のほかにも目的地の設定方法として新しい機能が搭載されている。nuviシリーズ初となるボイスコマンドだ。こう言っては失礼だが、本当に意外に思うほどよくできていた。
PNDの定番ブランドであるGARMINのnuviシリーズに新モデル『nuvi 2795』が登場した。スマホとの連携という新たなコンセプトを採用したのをはじめ、ほかにも改良点は多数。かなり魅力的なモデルに仕上がっている。
この夏登場したカーナビの中で、一際気になった存在がDSRC車載機を標準装備にしたパナソニック ストラーダ『CN-D500WD-D』(200mmワイドモデル)だ。“次世代ETC”と言われ、通行料金の決済だけでなく、交通情報までも取得可能にしたDSRCはカーナビをどう変えるのだろうか。
アルパインの大画面ナビ、新型「ビッグXシリーズ」。インプレッションの後編は、実際に使ってみてのレポート。目的地検索や案内、オーディオ/ビジュアル機能の使い勝手はいかに。