【いつもNAVI ドライブ インプレ後編】3D地図の“一芸”だけではない、基本性能でも確かな実力

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イラストで分岐も分かりやすい
  • イラストで分岐も分かりやすい
  • ドライブコンテンツ表示
  • ドライブコンテンツ表示(詳細)
  • イラストで分岐も分かりやすい
  • 縦画面にも対応。
  • ルートは5つの優先ルートから検索できる
  • 設定画面。フラットデザインでシンプルだ
  • 画面下をタップするとメニューが現れ、クルマのマークをタップすると輝度やVICSのON/OFFを切り替えるコトが可能
ゼンリンデータコムが提供するスマートフォン向けカーナビアプリ『いつもNAVI ドライブ』。インプレ後編では、実際にナビを利用して案内機能やドライブコンテンツの使い勝手についてレポートする。

◆シンプルなメニュー体系、ナビ設定項目は必要十分

いつもNAVI ドライブでは地図表示(一部3D)や施設検索、ガソリンスタンド/駐車場情報、お気に入り地点登録とのWeb同期といった機能は無料版で利用できるが、フル3D地図やルート探索/交差点やレーン案内を含むナビゲーションは有料となる。

目的地検索のメニューはシンプルだ。地図画面の下部をタップしてメニューを呼び出し、フリーワードまたはジャンルや住所などで検索。スマートフォン内の連絡先も利用可能だ。ルートは設定により「推奨」「一般道」「道幅」「距離」「別ルート」から選択ができ、もちろん渋滞やスマートICを考慮したルート探索が可能になっている。

フリーワード検索の場合は、候補を選び「ルート検索」をタップすればルート一覧と高速出入り口が表示。合わせて到着予想時刻と高速道路料金が表示される。さらに、右上の看板風アイコンをタップすれば案内行程データが取得でき、この画面からルートシミュレーションや条件を変えてのルート探索が可能になっている。ルート検索の待ち時間はごく短く、据え置きタイプの本格ナビと遜色ないレスポンスを実現しているように見受けられた。


◆きめ細かなナビゲーションで案内も正確

それではルート案内をさせてみよう。このアプリを使うのなら、地図表示モードはぜひ3D(鳥瞰)地図にしていただきたい。それにしてもこの3D地図、何度見てもその高精細さに驚かされるばかりだ。

形状がリアルに再現されているビルなどは、ナビゲーション時でも滑らかなアニメーションで表示される。ルートは建物に透過して表示されるので、かなり先まで見渡すことができる。地図の縮尺を拡大すると視点が低く、逆に縮小すると視点が高くなり通常のヘディングアップ地図に近い見映えになる。もちろん、ノースアップ表示にも対応しているので、見慣れた地図表示でナビゲーションできる。

案内画面は、縦位置なら上と右に、横位置なら右に交差点拡大図が表示。方面看板やIC/JCTの入り口イラストも表示されるなど、かなりきめの細かい情報が提供される。交差点名の読み上げもおこなわれ、このあたりも気が利いている印象だ。走行軌跡も設定メニューにより表示が可能だ。

駐車場の満空情報や、ガソリンスタンドのガソリン価格情報などの「ドライブコンテンツ」は、ルート案内時に活用できる。なお、ドライブコンテンツの表示は現在地付近(およそ2~3km圏内)のものに限定される。たとえば、駐車場は地図上に満車/混雑/空車の情報がグラフィカルに表示されるので、そのアイコンをタップすれば施設名が表示され、ルートを引くことも可能。目的地に到着する手前などで有効活用できそうだ。

ナビゲーション中は、端末のグラフィックスパワーをかなり使っているようで本体は少々熱を持つ。長時間のナビとなれば電源供給も必要になるだろう。


◆3Dマップという“一芸”にとどまらない、基本性も確かなナビアプリ

いつもNAVIドライブは、他のナビアプリとの差別化という点では3Dマップが一番のウリとなっていはいるが、実際に使ってみると基本的なナビの機能や使い勝手も良く吟味されていることが分かる。現在位置ボタンが小さめだったり、メニューの起動が少々分かりづらいなどの点はあるが、一度使えば慣れる種類のものだろう。

本文では詳しく触れなかったが、PCサイトの「いつもNAVI」でお気に入り地点の編集が可能だったり、データのインポート/エクスポートも可能など他デバイスとの連携にも配慮されており、デバイスをまたいだエコシステムとして、いつもNAVIのサービスが構築されている。無料ナビアプリでは機能面・拡張性で物足りない、というヘビーユーザーにはいつもNAVIドライブは最適サービスのひとつとなりうる魅力を持っている。
《山谷克明》

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