
【池原照雄の単眼複眼】ホンダの「ブランド」際立つデザイン戦略展開
ホンダが新たなデザインポリシーを打ち出した。2008年秋から日本で始まるプレミアムブランド「アキュラ」展開を視野に入れたもので、ブランドごとにアイデンティティを明確に打ち出したデザインを採用していく。

【池原照雄の単眼複眼】ようやく前進するITSの公道実験
ITSによる「インフラ協調安全運転支援システム」の公道での実証実験が、12月から豊田市を中心とした愛知県でも行われる。自動車メーカーなどが会員となっている新交通管理システム協会(UTMS)や豊田市が実施するもので、トヨタ自動車が協力する。

【池原照雄の単眼複眼】最先端安全装備の軽自動車は190万円也
年間販売200万台突破が確実で、今年のヒット商品の代表格となる軽自動車は、安全技術面でも意欲的なチャレンジが続いている。ダイハツ工業が5日発売した主力車種『ムーヴ』シリーズでは、プリクラッシュセーフティ・システムや車線逸脱警報装置など登録車の上級モデルで搭載が始まったばかりの技術が実用化された。

【池原照雄の単眼複眼】かくも深き調整…日産の国内販売
「国内営業の責任者として日夜胃が痛い」。日産自動車の志賀俊之COOは3日、東京の本社で開いた軽自動車『オッティ』発表の会見で、不振の国内販売に話が及ぶとこう漏らした。

【池原照雄の単眼複眼】CVCCが再来…ホンダのディーゼル触媒
ホンダが、当面予定されている排ガス規制では、世界で最も厳しいレベルに適合できるディーゼルエンジン用のNOx(窒素酸化物)触媒を開発した。2009年にはこの触媒によるエンジンを搭載した乗用車を、規制が施行される米国に投入する。

【池原照雄の単眼複眼】レクサス、『LS』投入もライバルの壁は厚い
トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」に19日、待望のフラッグシップ『LS460』が加わった。発売前の予約が9000人を突破、渡辺捷昭社長は年内1万台程度の販売見通しを示した。モデルサイクルでの平均目標が月1300台だから、その2倍以上のスタートダッシュとなる。

【池原照雄の単眼複眼】初代 カローラ の長谷川さんがフォードに感謝したこと
トヨタ自動車の『カローラ』が11月で発売40周年を迎え、歴代モデルを揃えた展示イベントなどが行われている。トヨタのウェブサイトでは初代モデルの開発主査だった長谷川龍雄さん(元専務)のメッセージを動画で見ることができる。10年余り前、すでにトヨタをリタイアしていた長谷川さんに取材した時の資料を読み返すと、面白い話がよみがえって来た。

【池原照雄の単眼複眼】輸出ドライブにも日米は平穏か?
国内自動車生産が高水準で推移している。今年は5年連続で1000万の大台を確保するにとどまらず、1993年以来13年ぶりに1100万台を突破する見通しだ。国内市場は低迷続きだが、輸出の好調が生産を支えている。摩擦再燃への警戒を要すのではないか。

【池原照雄の単眼複眼】トヨタの後方プリクラ、フェザータッチの正体
トヨタ自動車は、9月に発売するレクサスの旗艦車種『LS460』に同社がもつ先端安全技術をすべて搭載する。これらの技術群は、駐車時のアシストから不幸にも事故に遭遇した時の救助手配までを網羅するもので、新たに「統合安全コンセプト」と命名している。

【池原照雄の単眼複眼】スズキ減産で軽市場に一大転機
快走してきた軽自動車販売が転機を迎えそうだ。最大手のスズキが今年度および2007年度の軽自動車生産を削減する方針を打ち出し、業界に大きな波紋を投じている。