
【池原照雄の単眼複眼】自動車10社、新興市場開拓で今期も好業績確保
自動車メーカー各社の第3四半期までの決算が出揃い、2008年3月期通期も好業績が確実となった。新興市場の開拓で円高やサブプライムローン問題による米国市場の鈍化などを乗り越えており、10社のうち5社が通期純利益で過去最高を更新する。

【池原照雄の単眼複眼】登録車で過去最高のスズキ、今年も スプラッシュ!
国内市場、とりわけ軽自動車以外の登録車市場の底が見えてこないなか、2007年まで8年連続プラスの販売を確保している企業がある。軽大手のスズキだ。

【池原照雄の単眼複眼】暫定税率、「10年延長」という爆弾
道路特定財源の暫定税率をめぐる与野党の攻防は、与党が3月末に失効する暫定税率の期限を5月末まで2か月延長する「つなぎ法案」を提出、一段と混迷してきた。4月にガソリン税や自動車取得税が一時的に引き下げられる可能性は遠のいた形だが---。

【池原照雄の単眼複眼】暫定税率撤廃でガソリン以外の「値下げ」
道路特定財源の暫定税率撤廃をめぐる通常国会での与野党論戦が始まった。暫定税率が期限切れとなる3月末(自動車重量税は4月末)までに延長法案が通らずに本則税率に戻るのか、与党が補給支援特別措置法の時のように衆院再議決で可決するのか。

【池原照雄の単眼複眼】「プラグイン」で激突する両雄
開幕した北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)では、今年も環境技術でのアピールに各社の焦点が当てられているようだ。

【池原照雄の単眼複眼】国内市場を「どぎゃんかせんと」の取り組み
2008年は自動車産業にとって濃霧が立ち込める海原への出航となった。トヨタ自動車が07年の世界生産でトップに立ち、日本企業のパフォーマンスは最高潮に達しているものの、先行きの視界は不良だ。

【池原照雄の単眼複眼】軽ナンバー1の持続を目指すダイハツの新鋭工場
ダイハツ工業がきょう19日、軽自動車生産の新鋭拠点である大分第2工場の竣工式を行う。フル稼働時には同第1工場と同じ年23万台の能力をもち、合計では同社最大の工場となる。第2工場は「革新的なクルマづくりを目指すモデル工場」と位置づけており、軽自動車の競争力に一段と磨きをかける。

【池原照雄の単眼複眼】道路特定財源・暫定税率10年延長方針の暴挙
政府・与党が2008年度税制改正の焦点となっている道路特定財源の見直しで暴挙に出ようとしている。道路整備支出を上回る分を引き続き一般財源に回すとともに、本来の税率を上回る「暫定税率」を今後10年にもわたって維持する方針なのだ。

【池原照雄の単眼複眼】ホンダが実現へ「水素で完結する家庭」
ホンダが米国カリフォルニア州の研究開発拠点「ホンダR&Dアメリカンズ」(HRA)で実験を行っている家庭用水素供給システムを、現地取材する機会を得た。2008年夏から米国でリース販売を開始する新型燃料電池車『FCXクラリティ』に水素を充てんするデモンストレーションも行われ、近未来の水素社会とクルマの姿を垣間見た。

【池原照雄の単眼複眼】最先端シミュレーターでハンドルを握る
直径7メートルほどの巨大クラゲがテニスコートがすっぽり収まるスペースの中で、身をくねらせながら泳ぎ回る。トヨタ自動車が東富士研究所内に完成させた世界最高レベルの性能をもつ「ドライビングシミュレーター」は、こんなイメージだ。