
【上海モーターショー05】大盛況、“反日デモ”どこ吹く風
「自動車−生活をより素晴らしく」をメインテーマに掲げた中国最大規模の自動車博覧会、「上海モーターショー」は24日から浦東新区の上海新国際博覧センターで一般公開が始まったが、主催する中国汽車工業協会の関係者の話によると、「連日、当初予想を大幅に上回るほどの盛況ぶり」をみせている。

【上海モーターショー05】コンパニオン、見ないでね!
コンパニオン控え室の前を通りかかったとき、髪を束ね直している小姐を見かけた。ものすごく長い髪で、彼女の身長以上あった。現地メディアの友人に聞くと「結婚するまで髪を切らないしきたりのある地方もある」らしい。

【上海モーターショー05】サンヨンの車名と姿形
上海汽車集団のブースに『主席』というネームプレートを付けたクルマがあった。韓国・双龍(サンヨン)自動車の『チェアマン』である。まさにそのままの名称だが、言葉の響きはなかなかいい。

【上海モーターショー05】ピニンファリーナ デザインの奇瑞汽車
ここ3年ほどで奇瑞汽車のネームバリューは全国規模になった。もともとは上海の地元メーカーなのだが、『風伝』などのセダンがヒットしたことで販売が全国規模へと拡大され、ショーでの展示面積も界を重ねるごとに大きくなっている。そして今回は、3台の概念車をそろえてきた。

【上海モーターショー05】上海GMが配るPETボトルの「水」
キャデラック・ブランドの現地生産開始を決めた上海通用汽車(上海GM)は、世界最大の自動車メーカーとしての先進性をアピールしている。

【上海モーターショー05】長安概念車の好評とウワサ
上海モーターショーの壇上に概念車を並べた長安汽車。フォードとの協力関係を強める一方で、自社ブランドの商品開発にも力を入れている。今回の上海ショーの目玉はSUVの概念車と市販前提のミニバンだった。

【上海モーターショー05】まずコピーから独自スキルを向上
トヨタに酷似したエンブレムの使用で訴えられた吉利(じーり)汽車。訴訟では負けなかったが「トヨタそっくり」のマークは使わなくなった。いまや民族系自動車メーカーの中ではもっとも有名になった同社は、今回もフェイスリフト・モデルを披露した。

【上海モーターショー05】日本の、アジアの、世界のシバックス
日本のカロッツェリアであるSIVAX(シバックス)が上海モーターショーにブースを構えた。同社は上海に事務所を置き、現地の自動車メーカーからのデザインや設計の依頼をこなしている。

【上海モーターショー05】東風日産の中村総裁、自信を語る
『サニー』(日本の『ブルーバードシルフィ』)、『ティアナ』に続く現地生産車種として『ティーダ』を発表した日産。上海モーターショー会場で東風日産汽車有限公司の中村克己総裁にインタビューをした。

【上海モーターショー05】ブリリアンスの国際協力、独自開発
中国民族系の華晨汽車(英語名ブリリアンス・オート)は、BMWとの間に合弁会社を持っている。しかし、本家の華晨ブランドもますます精力旺盛。ニューモデルの開発に余念がない。