3代目は5ドアハッチバックスタイルを踏襲しつつハイブリッドシステムの90%を新開発。エンジン部は排気量が+300ccの1.8L直4に変更され、モーターは小型・高回転型に。さらにトルクを増幅させるリダクションギアが新たに採用され、2.4L車並みの動力性能を確保しつつ燃費性能は10・15 モード燃費で38.0km/L(Lグレード)を達成した。
トヨタ自動車は、5月中旬発売予定の新型『プリウス』において、国土交通省審査値の10・15モード走行燃費が38.0km/リットルであると発表した。
トヨタ『プリウス』は燃費に対するインフォメーションがたくさん表示される。どうなったかという結果も時間経過とともに見やすく表示されるが、ボクが一番気に入ったのは「ハイブリッドインジケーター」である。
普通車部門は、トヨタ『プリウス』が20.4km/リットルで1位を3年連続で獲得。総合ランキングでも、ライバルのホンダ『シビックハイブリッド』(18.3km/リットル)に2km/リットル以上の大差をつけてトップの座を守った。
国土交通省は31日、2008年(平成20年)のカタログ燃費ランキングベスト10を発表、最も燃費の良いガソリン車は、35.5km/リットルでトヨタ『プリウス』だった。また同日、実燃費測定ケータイサイト「e燃費」が発表した燃費ランキングでもプリウスが1位だった。
IRIコマース&テクノロジーは、同社が運営する実用燃費測定サイト「e燃費」で2008年に集計した実用燃費ランキングを発表。総合ランキングでトヨタ『プリウス』が20.4km/リットルで1位となった。
プロトタイプ・モデルによる限られた場所と時間による“事前試乗会”ではありつつも、まずそこで垣間見る事を出来たのは、いかにも「『プリウス』らしい走り味」。
ハイブリッドカーの先駆車、プリウスの3代目はまだ発売前なので、プロトタイプに富士スピードウェイの外周路他で試乗した。
新型トヨタ『プリウス』のプロトタイプを試乗したが、エクステリアデザインもより洗練され魅力的。インテリアもコクピット感たっぷり。セレクターレバーは小さく、指先だけで操作でき、パーキングはスイッチで使いやすい。
これまでトヨタ『プリウス』というクルマに対して、燃費がいいのは確かだが、車両価格に含まれるハイブリッドシステムの上乗せ分を、燃料代でリカバリーするのは至難の業だし、ハンドリングもあまりよろしくないし……。
新型『プリウス』(試乗はプロトタイプ)は、ベースエンジンの排気量が大きくなり、ハイブリッドシステムの基本になる構造や制御も進化しているため、走行に関する能力は、従来モデルより格段に向上している。
次期『プリウス』はボディが少し大きくなり、エンジンの排気量が増え、タイヤも大きなサイズが装着される。排気量の拡大が燃費の向上につながるという説明は理解できなくもないが……。
先代よりも大幅に安い!というスクープ情報が新聞を飾るなど、発売前から話題となっている次期トヨタ『プリウス』。日本での正式発表は今年5月と言われているが、バンコクモーターショーの会場ではすでに新型プリウスが展示されていた。
「オャ、もう発表したの?」。トヨタ自動車の新型ハイブリッド車『プリウス』のデビューを待ち望んでいたユーザーは、おそらく、きょうの読売、毎日を除く各紙の記事を読んでそう錯覚したのではないだろうか。
モーターと内燃機関が高度に連携し、高効率で知性を感じさせる走行感覚。これを私は「プリウス・エクスペリエンス」と呼んでいるが、3代目『プリウス』はまさに、プリウス体験のひとつの完成系だ。
リッター57km。原付バイクの燃費ではない。新型トヨタ『プリウス』のプロトタイプ試乗会で、富士スピードウェイの場内路をエコランして出した数字だ。