日本自動車販売協会連合会が8日発表した4月の車名別新車販売ランキング(登録車)はホンダの『フィット』が1月以来、3カ月ぶりに首位に返り咲いた。
ホンダが昨年6月に発売した新型スモールカーのフィットは発売後8カ月経過したこの2月時点でも依然3カ月以上もの納車待ちが続いている。
ホンダは、スモールカーの『フィット』が財団法人省エネルギーセンターの2001年度(平成13年度)「21世紀型省エネルギー機器・システム表彰」(省エネ大賞)の資源エネルギー庁長官賞を受賞した。
トヨタ自動車が24日発表した2001年の国内生産実績は、2年ぶりに前年の実績を下回った。海外生産が順調に伸びる一方で、国内生産は国内販売の減少と輸出の減少でマイナスとなった。国内生産が落ちたことから全世界生産も3年ぶりに前年を下回った。
ホンダは10日、小型乗用車『フィット』の累計販売台数が12月末で10万台を突破したと発表した。発売後から7カ月弱しか経っておらずホンダでは最短記録という。それまでの10万台突破の最短記録である『ストリーム』(10カ月)を上回った。
日本自動車販売協会連合会がまとめた11月の乗用車車名別ベスト・テンで、常にトップのトヨタ『カローラ』を破り、ホンダ『フィット』が1位にランクインされたことが明らかになった。トヨタ車が1位の座を明渡したのは、昨年6月のホンダ『オデッセイ』以来、18カ月ぶり。