
規制緩和の蚊帳の外---沖縄がタクシーの「緊急調整地域」へ
国土交通省は23日、沖縄本島を道路運送法施行規則に基づくタクシーの「緊急調整地域」として指定するよう、運輸審議会に諮問した。指定を受けると、新規参入や増車の凍結など、実質的な需給調整規制がとられる。

環境に優しいとサイフに厳しい…ディーゼル/CNG改造の問題点を改善
国土交通省は22日、CNG(圧縮天然ガス)トラックを普及させるため、車種区分のうち排気量の規定を削除すると発表した。道路運送車両法の施行規則を改正し、10月1日から実施する。

自動車の製造年月日が車検証に載る---国交省が検討
国土交通省は、早ければ2004年にも車検証に製造年月日を記載する方針を明らかにした。年式によって適用対象が違う保安基準の確認を簡単に行うのが狙いという。

昨年に続き、今年も“小泉旋風”健在---国交省職員はため息
小泉首相は19日、閣僚懇談会で国土交通省などの7閣僚に制度や政策の見直しを指示した。公共事業では、批判の強い長期計画を見直したり、公共事業費を大幅に削減するよう求めた。

あのエムケイタクシー、ワンコインの料金で名古屋での本格営業をスタート
エムケイグループは17日、同社のタクシーが名古屋地区での本格営業を開始したことを明らかにした。話題の無料タクシーは無くなり、初乗りワンコイン(500円)となったが、ようやく正式営業にこぎつけることとなった。

淡路多重衝突事故---「今後は整備をキッチリやります」と言われても…
今月11日、神戸淡路鳴門自動車道の下り線で故障したトラックから噴出した白煙に視界を奪われ、大型バスなど10台が多重衝突を起こした事故で、この事故を誘発したと考えられているトラックの所有者が四国運輸局に対し、自動車事故報告書を提出した。

排ガス対策は大事でも……国の評価制度が半年でバージョンアップ
国土交通省は、今年1月に新設した粒子状物質低減装置の性能評価制度を拡充する。粒子状物質(PM)に加え、新たに窒素酸化物(NOx)を評価対象に加える。8月中に新たな認定要綱を公布する予定。

国土交通省、保安基準の“通訳”を不要に
国土交通省は、道路運送車両法に基づく保安基準の詳細を定めている通達などを整理し、原則としてすべて告示化する。「条文があいまい」、「解釈が役所の裁量にゆだねられている」などの批判に応え、保安基準解釈の透明性を高めるのが狙いだ。

配光可変ヘッドランプ実用化へ---国交省が基準整備
国土交通省は11日、カーブなどで進行方向を照らす新型ヘッドランプの実用化に向けた保安基準の改正作業に入ると発表した。今月末までパブリックコメントを募ったうえで省令改正作業に着手、早ければ10月に改正省令を施行する。
