クラリオンは16日、車載型情報端末アゼスト『AutoPC CADIAS』(オートピーシー・カディアス)を12月1日から発売すると発表した。米国、欧州ですでに発売しており、国内では初の車載PCとなる。
富士通テンは15日、タクシー自動配車システム「モデル-2003」を16日から発売すると発表した。来年から始まるタクシー無線のデジタル化に対応するとともに運行業務トータルシステムへの拡張性を備えたシステムとした。
CEATEC JAPANの会場で大きな面積を占めているのが携帯電話会社のブースだ。KDDI(au)のブース内には、今後注目を集めるだろうデバイスがひっそりと置かれていた。そのデバイスとは、カーナビ本体に内蔵される通信モジュールだ。
ホンダ『インターナビ・プレミアムクラブ』対応機の特徴は、通信によって外部からの情報を取得できるということだ。今回の発表会で実際に試用ができるデモ機として展示されたものは、NTTドコモのPHSカードで通信が行われていた。
8月下旬の発表以来、「詳細な情報は10月デビューの新型車までお預けです」をアナウンスしてきた『インターナビ・プレミアムクラブ』対応機だが、10日の新型『アコード』発表とともに、その姿をようやく現した。
精細な画面を表示できるVGA規格の液晶モニターを得てからというもの、カーナビで表示される地図画面も年々詳細になっていった。最近では高速道路の入口はもちろん、周囲にあるビルの形状もしっかりと再現されるようになった。
ハードディスクドライブの2基搭載、5.1chサラウンドオーディオシステムの搭載など、『AVN9902HD』にはありとあらゆる機能が注ぎ込まれている。これ以上、機能を増やしようがないところので到達してしまったという感があるが、実際どうなのだろうか。
トヨタ自動車の国内金融子会社、トヨタファイナンスは11月1日から来年3月31日まで「法人用ETC ティーエスキュービックカード入会促進キャンペーン」を実施する。トヨタの販売店でETC(ノンストップ自動料金収受システム)車載器をセットアップした法人客が同カードを新規で申し込む場合、通常年間500円のカード年会費を3年間無料にする。
CEATECの会場に「インターナビ」を引っさげて登場することが恒例となりつつあるホンダだが、今年は「インターナビ・プレミアムクラブ」のサービス開始が目前に迫っていたということもあり、例年以上に気合が入っていた。