アメリカ国内で予定されているバックカメラの装着義務化に向け、パナソニックは180度の視野角を実現したバックカメラを開発し、OEMで車両への搭載を勧めている。ITS世界会議展示会場内ではそのメリットを掲げ、具体的な利用例を紹介している。
第18回ITS世界会議の理事会では新たにITS世界会議の発展に貢献した人物3名を決定。オープニングセレモニーの場で3名の名前を公表し、表彰を行った。
デンソーは第18回ITS世界会議で、「環境に優しく、安全・安心で、わくわく感のあるクルマ社会」をテーマに、人・クルマ・社会を情報でつなぐITS関連技術を出展した。
アイシン精機とアイシン・エイ・ダブリュは第18回ITS世界会議に共同で出展。会場はトヨタグループの一角にあり、昨年の釜山大会でも出展されていたダイハツ『コペン』をはじめとする二つのシミュレーターが目を引いた。
トヨタ自動車は、オーランドで開催中の第18回ITS世界会議において、テクニカルショーケースとして、日本では7月に公開されている「衝突回避支援PCS(Pre-collision System)」の体験走行コーナーを設置した。
アイシン精機グループの研究法人がIMRAで、米国と欧州に独立した法人として独自に研究開発を行ってきた。そのIMRAがそれぞれの得意分野を活かし、ITS世界会議の展示でもオリジナリティあふれる技術を公開していた。
ホンダがITSへの取り組みとして掲げているのは、「安全」「環境」「快適」の3つのテーマがリンクしている形だ。モビリティを使う人を中心に、生活や交通、社会と調和することで人々の喜びや感動を生み出していきたいとしている。
ホンダは18日、東日本大震災でのインターナビによる取り組み『通行実績情報マップ』が、「2011年度グッドデザイン大賞」候補の6点のうちの一つに選出されたと発表した。
ITSジャパン関係者が着用している上着の襟には、同じデザインのバッジが光っている。近寄ってみると、2013年に開催される第20回ITS世界会議のロゴマークをあしらったピンバッヂだった。
世界会議の展示会場をオープンした後、それとは別にITSジャパンも準備した会場前で独自のテープカットを行った。