ヨコオは19日、700MHz帯の高度道路交通システムの普及促進に向けた基地局の整備に対応できるよう「基地局用アンテナ」を製品化し2012年1月中旬からサンプル出荷すると発表した。
NTTデータは、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から日産自動車が委託を受け、2012年1月末から中国・北京市で実施する大規模実証実験「新交通情報システム技術実証事業(中国)」に参加すると発表した。
日産自動車は、北京市交通委員会と来年1月末から北京市望京地区で、IT端末を使用した動的経路誘導による交通分散効果の検証を目的とした大規模な実証実験を開始すると発表した。
道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、2011年12月14日にETC車載器セットアップ累計件数が4600万件を突破した。
国土交通省が進めるITSスポットは、通行料金の収受だけでなく、ドライブで必要な様々な情報が取得できるため、“次世代ETC”と呼ばれる。今後5年間で累計1000万台の普及を目指しているが、その普及に向けた施策が12月よりスタートする。
13日に国土交通省の主催で行われたITSスポットの体験試乗会。同試乗会では、国土交通省道路局の西尾崇ITS推進室企画専門官との意見交換も実施された。
次世代ETCとも言われ、様々な安全運転支援などが受けられるITSスポット。昨年秋より全国約1600か所でサービスが受けられるようになっているが、国土交通省は13日、昨年に引き続いて、この展開状況を体験できるイベントをマスコミ向けに開催した。
首都高速道路は13日、年末年始(2011年12月19日~2012年1月5日)の渋滞予測カレンダーを作成して公表した。それによると、年末年始は12月20〜22日、26〜27日、1月2日に激しい渋滞が予測されている。
首都高速道路は、ETCで湾岸線を利用した場合、これまで多摩川トンネル先でETC車載器から流していた割引金額に関する案内について、12月22日以降は行わないことを発表した。
高速道路の料金体系について、高速道路のあり方検討有識者委員会がまとめた報告書『今後の高速道路のあり方 中間とりまとめ』は、ETCなどのITC(情報通信技術)を積極的に導入することを求めている。