9日、日本デザイン振興会が2011年度グッドデザイン賞の大賞を発表した。“2011年を象徴するデザイン”として、ホンダのインターナビによる「通行実績情報マップ」が選ばれた。
NEXCO中日本は、首都高速道路の対距離料金制への移行にあわせて、2012年1月1日0時から、ETC車を対象に中央自動車道均一区間(高井戸IC~八王子IC間)の短区間割引を実施する。
道路システム高度化推進機構(ORSE)が2011年10月のETC車載器のセットアップ件数を発表した。月計が45万3427件、累計で4539万1954件だった。
大阪市交通局とタイムズ24は、11月1日から大阪市営地下鉄江坂駅そばの「大阪府江坂立体」駐車場で「PiTaPa」による「パーク&ライドサービス」を開始する。
16日より米国・オーランドで開催されていた第18回ITS世界会議が20日(いずれも現地時間)、65か国以上の国々、1万人にも及ぶ参加者が会場を訪れ、5日間の予定を終えて閉幕した。
展示会場でひときわ洒落た感じを演出していたのが、2012年の第19回ITS世界会議の開催地オーストリア・ウィーンのブース。会場内はゆったりとした雰囲気があり、そこにはいつでも休めるラウンジ風の造りになっていた。
ETCシステムで日本はもとよりアジアや中東で積極的な展開を見せているのが三菱重工だ。会場ではアブダビ(UAE)でのEVマネジメントシステムや、シンガポールでのGPSを使った課金システムへの参画について説明が行われた。
BMWは欧州でテストが継続されている「euro FOT」に基づいた実験車両の展示をITS世界会議で行った。車両には前後左右にカメラを装着し、取得した画像情報からドライバーを支援し、事故の発生を未然に防止する。
パナソニックはITS世界会議の自社展示会場を「環境」「安全」の二つのコーナーに分けて構成していた。取材時は、ITSジャパン名誉会長豊田章一郎氏が訪れ、展示内容について同社のオートモーティブシステムズカンパニー社長柴田雅久氏より熱心な説明を受けていた。
ITS世界会議ジャパン・パビリオンには、警察庁が推進するUTMSの展示もあった。ここで主として説明していたのが、各自動車メーカーが相次いで採用を決めているDSSS(Driving Safety Support System)。パネル展示での構成だが、ビデオはVICSセンターで見ることができた。