ほとんどのチームが次の決戦の場であるマレーシアでテストを実施する予定の中、唯一テスト参加を見送ったのがスパイカー。第2戦に予定しているアップデートを完成させるためには、セパンテストは間に合わないと判断した。
デビュー戦となった2007年開幕戦オーストラリアで見事3位表彰台に上り、イギリス人ドライバーとして41年ぶりという快挙を成し遂げたマクラーレンのルイス・ハミルトン。
開幕戦でジャンカルロ・フィジケラ5位、ハイッキ・コバライネン10位と苦しいレース展開に終始したチャンピオンチーム、ルノー。ナンバー2争いを繰り広げるマクラーレン、BMWとの差が予想以上に大きかったとエンジニアリングディレクターのパット・シモンズが認める。
オーストラリアGP終了後、背中の痛みを訴えていたスーパーアグリのアンソニー・デビッドソン。念のため病院で検査を受けたが上半身の筋肉を少し痛めていた程度で、大事には至らなかったとのこと。
開幕戦オーストラリアGPで3番、5番グリッドを獲得、ロバート・クビサはギヤボックストラブルでリタイアしたものの、ニック・ハイドフェルドが4位に入る健闘を見せたBMWザウバー。マリオ・タイセン代表もチームの活躍に満足げな様子。
17日、フロリダ州セブリングでアメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)の開幕戦となる12時間耐久レースが行われた。今季P2クラスへの参戦を開始したアキュラ2台が入り、シリーズデビュー戦をクラス1-2で飾った。
SUPER GT、2007年開幕戦は、3月17〜18日にかけて、「SUZUKA GT 300km」が三重県・鈴鹿サーキットにて開催された。38号車ZENT CERUMO SC430(高木虎之介/立川祐路)が優勝。
前日の予選で10、11位とチーム史上最高グリッドを獲得したスーパーアグリ。18日の決勝では両ドライバーともにトラブルに見舞われながら12&16位で完走を果たすなど、大きな成長の見られた2シーズン目の初戦となった。
最終ピットストップで逆転されたものの、レースの半分以上をダブルチャンピオンのチームメイトを抑える力走を見せたマクラーレンのルーキー、ルイス・ハミルトン。デビュー戦でいきなり表彰台に登る大活躍を見せた。
いよいよ開幕した2007シーズンF1。予選を制したのはフェラーリでの初戦に臨むキミ・ライコネン。18日の決勝、ライコネンはスタートを落ち着いて制し、ポジションをキープして独走態勢。上位陣は安定した走りを見せ、ライコネンがそのまま優勝。