ホンダの福井威夫社長は5日のF1レース撤退の会見で、活動の「休止」ではなく「撤退」と表明したことについて「自動車産業の新しい時代に対処するというメッセージが入っている」と述べた。
F1からの撤退を5日発表したホンダの福井威夫社長は、F1マシンの開発リソースを「新しい商品や技術に振り向けるということが一番大きい」と、撤退の理由を説明した。
ホンダは5日、緊急記者会見を開き、F1からの撤退を発表した。以下、ニュースリリース全文。
ホンダ(本田技研工業)は5日、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定したと発表した。ホンダレーシングF1チーム、ホンダレーシングデベロップメントについては、チーム売却を含めた検討に入るという。
ホンダは5日午後、東京青山の本社で緊急の記者会見を開催、2008年限りでのF1レースからの撤退を発表した。
コスト削減のためにFIAが2010年からの導入を目指しているスタンダードエンジン制。コンストラクターズから大反発を受けているが、反発しているのはメーカーだけではない。
スクーデリア・トーロロッソが再び佐藤琢磨をテストに招待した。チームでは8日から11日までヘレスで4日間テストを予定しており、そのうち2日間のテストに琢磨が参加する予定。
ホンダは5日、F1レース活動についての緊急記者会見を開催する。出席者は、福井威夫代表取締役社長と大島裕志常務執行役員の2名。
2009年のダカールラリーは、1月3日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスをスタート。チリをまわったのち、1月18日にブエノスアイレスにゴールする行程で実施される。舞台がアフリカの大地を離れて南米に移っても、ダカールラリーはダカールラリー。
2009年のダカールラリーに挑む三菱のニューマシン、「レーシングランサー」。8連覇、通算13回目の総合優勝を狙う王者・三菱の新兵器である。開発に従事した増岡浩は、「岡崎の研究所が本当に頑張ってくれました。空力、そして軽量化を意識したマシンです」。