日野自動車は、南米で開催されるダカールラリー(2009年1月3日スタート)のカミオン(トラック)部門に、日野『レンジャー』2台体制で参戦すると発表した。
イギリスの権威あるモータースポーツ誌『オートスポーツ』が選定する賞の授賞式が先日開催され、新ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンが“ドライバー・オブ・ザ・イヤー”に選出された。
ホンダの撤退を受けて心配されるのが、その連鎖。次に危ないチームとして名前が挙がっているウィリアムズだが、チームでは今後も参戦を継続していく決意を新たにしている。「我々のF1に対する決意は今後も変わらない」。
バーニー・エクレストンがホンダのF1撤退について、「F1への警鐘である」とコメントした。「問題はチームを実際に運営しているのが、富を費やすよりも家でプレイステーションをやっている方が向いている技術者たちだということだ」。
F1撤退の決まったホンダのロス・ブラウン代表がコメントを発表した。「この中断がマシンに及ぼす影響もまた悲劇的だ。来年こそ素晴らしいマシンができると信じていたからね」。
ホンダの撤退発表を受けてドライバーであるジェンソン・バトンが心境を明らかにした。「落ち込んだって何の意味もないと悟ったよ。決定が覆るわけはないから、前向きになるしかないんだよ」。
「悔しい、残念、ファンのみなさまに申し訳ない」と語った福井威夫社長。その表情は、2006年に1勝はしたものの、全体では満足な成績をあげられなかったF1第三期の活動について悔しさをにじませるようだった。
ホンダは5日、F1からの撤退を発表。チームについては、売却を検討していることがあきらかにされた。売却先としては、チームのエンジニアたちが良い形で継続できることを重視するとした。
オートバックス・レーシング・チーム・AGURI(ARTA)は、11月11日付けで日本自動車連盟に提出した「11月9日に行われたSUPER GT第9戦富士スピードウェイ決勝レース結果に関する控訴」を取り下げると発表した。
ホンダのF1は以前、活動の終わりには休止という言葉を使っていたが、今回の第三期の終わりは第一期、第二期と違い、「撤退」という強い言葉で活動の終わりを告げた。