2014年3月14日、JAXA 宇宙航空研究開発機構および三菱重工株式会社は、陸域観測技術衛星『だいち2号(ALOS2)』の打ち上げを2014年5月24日12時5分からと発表した。H-IIAロケット202型で鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられる。
2014年3月14日、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中のJAXA 若田光一宇宙飛行士は、3月9日のISSコマンダー就任後の軌道上記者会見を行った。5月まで5人のクルーとと共に、「和の心で最大のアウトプットを得られるように」チームワークを作っていくとあいさつした。
国立天文台は、アルマ望遠鏡を使った観測で、がか座ベータ星を取り巻く、固体微粒子の円盤の中に一酸化炭素ガスのかたまりが発見されたと発表した。
2014年3月6日、アルゼンチン宇宙活動委員会は、2月26日に行われたアルゼンチンの純国産ロケット試験機『VEX 1A』の打ち上げは「実現しなかった」と発表した。アルゼンチン有力紙「クラリン」が5日付けで失敗と報じた結果を追認した形だ。
アメリカの民間宇宙科学支援団体『Uwingu(オーウィンゴー)』は、火星の地図をWeb上で検索し、クレーターに名前を付けられるクラウドソーシング火星地図プロジェクトを開始した。直径1キロメートル程度の小さなクレーターに命名する寄付額は5ドルからとなる。
国立天文台の廣田朋也助教が率いる研究チームは、アルマ望遠鏡とVERA望遠鏡などによる観測で、誕生後間もない大質量星周辺に高温水蒸気ガスの回転円盤を発見した。
2014年2月28日から3月1日まで、日本の最先端研究開発プログラム『FIRST』の成果を発表する「FIRST EXPO 2014」が東京・新宿で開催された。宇宙分野から、超小型衛星「ほどよし衛星」研究開発プロジェクトが採択された東京大学 中須賀真一教授が研究成果の発表を行った。
京都産業大学の研究者を中心とする研究チームは、すばる望遠鏡の高分散分光装置(HDS)を用いてアイソン彗星を観測し、単独の彗星としては世界で初めて15NH2(アミノ・ラジカルの窒素同位体)の検出に成功した。
2014年2月28日午前3時37分、H-IIAロケット23号機により、NASA・JAXA共同開発の全球降水観測計画『GPM主衛星(GPM/DPR)』を種子島宇宙センターから打ち上げた。打ち上げから15分57秒後、衛星はロケットから正常に分離され、打ち上げは成功した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟を利用して実施する「汎用宇宙曝露実験用ハンドレール取付機構(ExHAM)」利用テーマを募集する。