7月12日、文部科学省宇宙開発利用部会は、JAXA宇宙科学研究所が2006年2月に打ち上げ、2011年11月に運用を終了した赤外線天文衛星『あかり(ASTRO-F)』について、プロジェクト終了に伴う報告書を公表した。
7月10日、オービタルサイエンシズ社は、NASAワロップス飛行施設からミノタウロスVロケットの初飛行となるNASA月大気・塵探査機『LADEE』(ラディ)の打ち上げウインドウは2013年9月6~10日、打ち上げ予定日は9月6日であると発表した。
7月10日、オービタスサイエンシズ社は、アンタレスロケットによる国際宇宙ステーション(ISS)補給船、『シグナス』の初打ち上げウィンドウは2013年9月14~19日、打ち上げ予定日は9月14日と発表した。
NASA(アメリカ航空宇宙局)のチャールズ・ボールデン長官とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の奥村直樹理事長は7月10日、ワシントンで初会談を行い、宇宙分野における国際協力、特に国際宇宙ステーション(ISS)への継続的な支援の重要性を話し合った。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、7月26日、27日の2日間、相模原キャンパスを特別公開する。
ボーイングのグローバル・ポジショニング・システム(GPS)が、4番目のGPS IIF人工衛星がアメリカ空軍のネットワークで運用が開始された。これにより、各種のGPS端末の精度と信頼性が向上するという。
7月9日、欧州宇宙機関(ESA)は次期主力ロケット『アリアン6』の基本構成を発表した。2021年に初打ち上げを予定しているアリアン6は、固体燃料2段、液体燃料1段の全3段構成となる。静止軌道に3~6.5トンの人工衛星を打ち上げることができる。
欧州宇宙機関(ESA)は7月8日、暗黒宇宙の配置図を作成する「ユークリッド」計画で用いるユークリッド宇宙船の建造が開始されたと発表した。元請け業者はイタリアのタレス・アレニア・スペース社。
水星探査機メッセンジャーの観測結果から、水星の現在の表面の地形が多くの隕石衝突とその後の火山活動で形成されたとする研究成果がネイチャー7月4日版に掲載された。
7月2日アリアンスペース社は、今年4月に就任したステファン・イズラエル新CEOのもと、初となる『Sustainable Development Report(持続的発展レポート)』を発表した。