災害による鉄道路線の運休区間は、2013年12月末時点で7社18線19区間・計494.0km。木次線の一部区間が大雪による運休となったため、前月末時点より29.6km増加した。廃止が危惧されていた信楽高原鐵道は、今年12月までに再開する見通し。
いすみ鉄道のいすみ線西畑~上総中野間(千葉県大多喜町)で12月28日13時42分頃、列車の脱線事故が発生した。乗っていた乗客4人と運転士1人にけがはなかった。現在も事故現場を含む一部の区間で運転を見合わせている。
日立製作所は12月26日、欧州の鉄道における相互乗入要求(TSI)の認証を取得し、欧州列車制御システム(ETCS)に準拠した車上信号装置を製品化したと発表した。日系企業がTSI認証を取得したのは初めて。
10月の台風26号により法(のり)面が崩落した京成成田駅(千葉県成田市)1番線の復旧計画がこのほど固まり、2014年2月上旬頃にも同駅1・2番線ホームの使用を再開できる見込みになった。
JR西日本は12月26日、鉄道トンネルの湧水を利用した小水力発電のフィールド試験を2014年1月から開始すると発表した。
江ノ島電鉄(江ノ電)はこのほど、1500形の1501編成(1501+1551号)をリニューアルしたと発表した。1986年の使用開始から27年以上が経過したことから、バリアフリー化や省エネルギー化などの改良を施した。
一部の区間で運転を見合わせている陸羽西線について、JR東日本の仙台・新潟支社はこのほど、12月28日の始発から運転を再開すると発表した。
ドイツ・シーメンスは12月23日、同社が製造したドイツ鉄道(DB)の高速列車「ICE」の新型車両「Velaro(ヴェラロ)D」が、同国鉄道当局の営業運行認可を受けたと発表した。同車両は当初、2011年に運行を開始する予定だったが、製造や認可が遅れていた。
国土交通省は12月25日、2014年度予算案に盛り込んだ整備新幹線の事業費1560億円(国費ベース)について、路線ごとの配分額を発表した。
JR西日本は12月24日、「大阪環状線改造プロジェクト」と題し、おおむね2017年度末までに同線の総合的な改良を進めていくと発表した。今年3月に同社がまとめた中期経営計画に基づくもの。新車の投入や駅の改良などを行う。