ダイムラー・クライスラー日本は1日、メルセデスベンツ『Eクラス』に、上級装備を施し、お買い得価格を設定した特別仕様車「E240アバンギャルド・リミテッド」を設定し、370台の台数限定で販売する、と発表した。
トヨタ自動車は1日『マークII』『マークIIブリット』を一部改良し発売した。オプション設定のナビを、情報ネットワークサービス「G-BOOK」対応にした。
スズキは1日、50ccスクーター『チョイノリ』に、男性向けの外観を採用した新タイプ『チョイノリSS』を追加し、12日から発売する、と発表した。メーカー希望小売価格は、チョイノリより1万円高い6万9800円。
三菱自動車工業は1日、商用バン『ランサーカーゴ』と『ランサー教習車』を一部改良し発売した。便利な装備を標準化したほか、教習車には安全装備を充実させた。
ダイハツ『タント』のインテリアは、非常に独創的に作られている。センターコンソールは運転席側が広く、助手席側が狭くなる位置に非対称配置。
『タント』の開発に携わった社内モニターの池野典子さんは、年齢30代前半で7歳と5歳の2児の母。育ち盛りの子を抱えるアクティブキッズファミリーで、開発初期段階の2002年の3月からモニターとして参加したという。
『タント』を開発するにあたって、ダイハツの開発陣は快適性の確保にきわめて大きな努力を払っている。その努力の最大の賜物はシートだろう。試作シートを装着したモデルで大阪と山口の間を幾度となく走り、シートチューンを行ったという。
27日、『タント』発表会のプレゼンテーションでは、製品企画部の薗田孝主査と共に、新型車開発に協力した社内女性モニターの代表として、2児の母でもあるデザイン部の池野典子さんがマイクを握った。
ダイハツ『タント』のシートアレンジの多彩さは、軽自動車の常識を大きく超えている。リアシートは実に260mmものスライド量を持つ可動式シート。5:5分割可倒式で、左右別々に折りたたみ、リクライニング量、シートスライド量が調節できる。
ハイルーフとロングホイールベースが生み出すダイハツ『タント』の室内空間は、軽ミニバンのなかでも最大級だ。室内長は実に2000mmに達する。