東京モーターショーにスバルが参考出品する『G4e CONCEPT』は、電気自動車としての性能もさることながら、見る者の関心を大きく引く、未来感あふれるデザインがG4eコンセプトの魅力でもある。
スバルの東京モーターショー出展車両の一つである、参考出品車の『インプレッサWRX STI』。その心臓部収まるのは、2.0リットルの水平対向4気筒ターボ。タービンはツインスクロールターボとするなど、専用チューニングが施されている。
マツダが東京モーターショーに出展するコンセプトカー『大気』(たいき)は新型ロータリーエンジンの搭載を想定し、次世代の2ドアFRスポーツクーペのひとつの姿を提示している。
世界でマツダだけが市販しているロータリーエンジンにとって、今年は40周年という節目の年。2007年春の長期計画で「2010年初頭に次世代ロータリーエンジンを実用化」と発表したが、東京モーターショーでは早くもその姿をお披露目する。それが、次世代「RENESIS」のロータリーエンジン「16X」だ。
マツダは2006年より『RX-8』水素仕様をリース販売しているが、東京モーターショーに出展する『プレマシー』水素仕様ではメカニズムが大きく変更されている。最大の違いは、バッテリーを積んでハイブリッド化していることだ。
スバルが東京モーターショーに参考出品する『EXIGA CONCEPT』は、実質スバル初のミニバンとなるのだが、その走りはやはり今まで培ってきた独自のアイデンティティを踏襲したものだ。
第40回東京モーターショーに三菱ふそうが参考出品するコンセプトカーが『CANTER ECO-D』。パワートレーンは、ディーゼルエンジンとモーターを使ったパラレル式のハイブリッドシステムを採用している。このシステムは、2006年7月に発売した市販車の『キャンターエコハイブリッド』が採用しているものと基本的に同じである。
日産自動車国内マーケティング担当の片桐隆夫執行役員は17日、『GT-R』導入方針および日産ハイパフォーマンスセンターについての説明会で、「GT-Rは技術的には完璧である」と力説した。
日産の東京モーターショー07出品車『NV200』は、高いデザイン性と機能性を兼ね備えた、次世代の商用車のあり方を提案するコンセプトカーだ。
日産のコンセプトカー、『ピボ2』。東京モーターショー会場では4輪独立操舵&駆動システムのパフォーマンスとして、定点旋回や真横に動く縦列駐車などを見ることができるだろうが、このシステムは一般走行時にも車両の運動性能を高めるのに大いに役立つという。