【東京モーターショー07】日産 ピボ2…メタモシステム

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日産のコンセプトカー、『ピボ2』。東京モーターショー会場では4輪独立操舵&駆動システムのパフォーマンスとして、定点旋回や真横に動く縦列駐車などを見ることができるだろうが、このシステムは一般走行時にも車両の運動性能を高めるのに大いに役立つという。

ピボ2のホイールベースは静止時には2000mmだが、トレッドやホイールベースは走行状況によって刻々と変化する。たとえば加速時には重心が後方に移動するため、後輪の位置を後方に移動させてボディの姿勢を水平に保とうとする。同じようにコーナリング、ブレーキングなどの際も、前後ホイールのジオメトリーを最適化させてクルマのスタビリティを高めるのだ。

「メタモシステム」と名付けられたこのシステムは、可変幅の大きさや制御アルゴリズムの高度さ、レスポンスの素早さといった特徴を有しており、従来のアクティブサスペンションを大幅に上回る機能を提供する。PIVO2は走りの面でも、クルマの未来形なのだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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