フェイスリフトを受けた最新のボルボ『XC60』。『S60』&『V60』同様、幅広グリルとより温和な眼差し(=ヘッドランプ)を得て、穏やかでプレーンな、よりボルボらしいルックスへ回帰したようにも感じる。
フォード由来だったこれまでに代え、ボルボ内製の新開発というエンジン。ディーゼルエンジン(日本未導入)とは25%が共通部品、50%は類似部品とするなど、アーキテクチャーも合理化がすすむ。それらは「ハイブリッドも視野にいれたもの」(ボルボ)だそう。
4690x1780x1430mm。全長だけは長いが、サイズ的にはほとんどマツダ『アクセラ』のレベル。そのサイズに2リットル直4ターボエンジンを搭載したのが、メルセデスベンツCLA45AMGである。
横幅2000mm。このところ、衝突安全だナンだと横幅が大きなクルマは増えているけれど、やはり2000mmと言われるとぐっとくる。
気分は4ドアの『TT』!? 単純ににスポーティということではなく、手のうちに置いておけるコンパクトなボディによる身軽さにそう思わせられた。
BMW X5の3代目モデルが登場した。ジャンルとしてはSUVの中に入るクルマだが、BMWはSAVと呼び、独特の性格付けをしている。xDriveの4WDシステムを持ち、悪路やオフロードでも実力を発揮するモデルながら、その基本的な性格は高速ツアラーにある。
革新的なクルマ作りが世界中で高く評価されたVWの『ゴルフ』(VII)に、ワゴンボディのヴァリアントが加わった。今回のヴァリアントはゴルフをベースにしながら、ワイド&ローのすっきりしたデザインでまとめられている。
ボルボは『60』シリーズの最新モデルに新パワートレーンの「T5」を設定しているが、以前からの「T4 Rデザイン」もスポーツモデルとして注目される存在だ。今回はポールスター・パフォーマンス・パッケージを搭載したモデルに試乗した。
グレード名の「ZEN」(=禅)は“静けさ”を意味するのだそう。上級グレードの「INTENS」とは対照的なネーミングで、“素のグレード”であることをそういう表現で伝えている。
いまさら言うまでもなく、クーペは贅沢な乗り物だ。ゆとりのあるサイズだというのにドアは二枚。この『428i』にしたって正直、1825mmの全幅は、日本の道を一人で乗るには大きすぎる。ハンドルは太くごっつく、手ごたえはずしりと重い。