これまでシトロエン『DS3』というと、6速MT+1.6リットルターボの「スポーツ シック」が、ダントツの活きのいい走りを見せつけていた。しかし新しい「シック」は、それに見劣りしないファンな走りをモノにしている。
水を得た魚のよう……咄嗟に頭に浮かんだのはそんなフレーズだった。新パワートレーンが搭載されたプジョー『208』は、期待以上の軽快感を見せて走るのだった。
目下のシトロエンのラインアップで、もっとも身近で間口の広いモデルがこの『C3』。とはいえ“シトロエン濃度”の点では、上級車種に劣らない……どころか、むしろ濃厚でさえある。
都会派クロスオーバーは目下のトレンドのよう。プジョーが“4桁車名系”の末っ子として登場させた『2008』も、同様の打ち出しでキャラクターが設定された1台だ。
言わずと知れたF1チームのマクラーレン(組織としては別)が製作したロードモデルが『MP4-12C』。当初はクローズドボディのクーペのみのラインアップだったが、2012年からスパイダーが追加されている。
イタリアのスポーツカーメーカー、ランボルギーニのフラッグシップモデルが『アヴェンタドール』。価格は約4000万円。
ボルボ『V40』は発売年の2013年に1万台を超える受注を獲得した。2013年のボルボの登録台数を見ると、全体で1万7000台ほどの売れ行きだったから、V40が圧倒的に良く売れていることが良く分かる。
2014年のJAIA試乗会にも用意されたポルシェ『パナメーラ』は、初期型導入から5年が経とうとする今も、依然、独創的な存在感は変わらないままだ。
日本に導入が開始されたフォード『フィエスタ』は38年にも及ぶ歴史を持つ、ヨーロッパを代表するコンパクトハッチバックである。
「公道を走らせたときの気持ちよさにこだわっての開発だった」(ルノー・ジャポン)というルノー『ルーテシア ルノー・スポール シャシーカップ』。その説明は、クルマが走り出した瞬間に、いわれるまでもなく理解できた。