横幅2000mm。このところ、衝突安全だナンだと横幅が大きなクルマは増えているけれど、やはり2000mmと言われるとぐっとくる。
気分は4ドアの『TT』!? 単純ににスポーティということではなく、手のうちに置いておけるコンパクトなボディによる身軽さにそう思わせられた。
BMW X5の3代目モデルが登場した。ジャンルとしてはSUVの中に入るクルマだが、BMWはSAVと呼び、独特の性格付けをしている。xDriveの4WDシステムを持ち、悪路やオフロードでも実力を発揮するモデルながら、その基本的な性格は高速ツアラーにある。
革新的なクルマ作りが世界中で高く評価されたVWの『ゴルフ』(VII)に、ワゴンボディのヴァリアントが加わった。今回のヴァリアントはゴルフをベースにしながら、ワイド&ローのすっきりしたデザインでまとめられている。
ボルボは『60』シリーズの最新モデルに新パワートレーンの「T5」を設定しているが、以前からの「T4 Rデザイン」もスポーツモデルとして注目される存在だ。今回はポールスター・パフォーマンス・パッケージを搭載したモデルに試乗した。
グレード名の「ZEN」(=禅)は“静けさ”を意味するのだそう。上級グレードの「INTENS」とは対照的なネーミングで、“素のグレード”であることをそういう表現で伝えている。
いまさら言うまでもなく、クーペは贅沢な乗り物だ。ゆとりのあるサイズだというのにドアは二枚。この『428i』にしたって正直、1825mmの全幅は、日本の道を一人で乗るには大きすぎる。ハンドルは太くごっつく、手ごたえはずしりと重い。
クルマは元来、移動の手段として用いる乗り物だ。だから、たとえそのクルマの値段が200万円だろうが400万円だろうが、それなりに法規を遵守して走らせている限り到着時間に差はない。
Bセグメントのハッチバック車として、ヨーロッパでは圧倒的な人気を誇る、フォード『フィエスタ』。VW『ポロ』や、プジョー『208』といったビッグネームがライバルとして存在するこのセグメントで、なぜフィエスタに高い評価が集まるのか。
現代版2CV…多少強引だが、最新のシトロエン『C3』の「セダクション」に乗りながら、そんな風に思った。アーチ状のルーフラインと6ライトウインドゥ、そしてノホホンと心地いい乗り味…。