第35回東京モーターショーには、21世紀に相応しい技術を採用した多くのコンセプトカーが出品された。21世紀に相応しい技術とは、燃料電池、ハイブリッドシステム、低燃費・低排出ガス、安全技術、ITなどだ。中でも、いすゞを除く国内8社は様々なハイブリッドシステムやその応用技術を採用したコンセプトカーを展示した。
フォードでは環境重視の自動車メーカーのイメージを定着させるために、ガソリン/エレクトリックハイブリッドの『エクスプローラー』を作る計画を進めていた。しかしこの計画が白紙に戻されていたことが明らかになった。
MRワゴンのエンジンは3気筒DOHCオールアルミ製で、可変バルブタイミング機構「VVT」付きノンターボと、インタークーラー付き「Mターボ」の2種類。特にターボチャージャーは、タービンの小径化とインペラを改良した新型だ。
5ナンバーにするために2リットルエンジンを採用しているが、この車重(1480〜1580kg)では直噴のメリットは生かしにくいと考えるのが自然。なぜなら、エンジン負荷が大きくなるため、希薄燃焼で走る状況になりにくいからだ。
あと5年もすれば燃費が40%も良く、さらには排ガスに含まれる有害物質を50%も削減したエンジンが可能になるらしい---とは、イギリスの技術開発会社メイフラワーによる画期的な“バリアブル・モーション・エンジン”のアイデアである。
ジャパンエナジーJOMOは、SSの収益向上や、利用客の利便性を図るため、SS内に美容室や弁当屋、大型コインランドリーなどの異業種店舗を併設していく方針を明らかにした。今年中に同社のSSのうち5店舗を改築した上で、異業種店舗を出店させる。
アメリカで2002年度自動車マーケット環境重視度(AMES)の授賞が発表された。これは燃費、排気ガスの総量などを基準に選ばれるグリーンカー賞。つまりもっとも環境にやさしい、とされる車に与えられる賞だ。カテゴリーは15に分かれており、それぞれのクラスでのベストカーが選出された。
長野市に本社を持つ総合環境開発会社のミヤマは6日、シフトタイミングなどを促して燃費効率の良い走行方法を運転手にアドバイスする『エコドライブ・ナビゲーション・システムMHS-2001』の販売を開始した。
GMは、エネルギー会社のシェブロン・テキサコ社と燃料電池自動車用ガソリン改質分野で相互協力することで合意した。GMは今回の提携で、ガソリン改質の燃料電池の市場投入がさらに早まるとの見通しを発表した。