日本自動車工業会は19日、10月にスタートする自動車フロン回収破壊法の準備状況を発表した。来月20日から全国の郵便局とコンビニエンスストアで自動車フロン券の取り扱いを開始する。
東京都環境局は都内144ヶ所のガソリンスタンドが9月から低硫黄軽油の供給を開始すると発表した。硫黄分を現行の軽油の10分の1にあたる50ppm以下に減らした。区部105カ所、多摩地域39カ所のガソリンススタンドで来月2日から中旬にかけて順次開始の予定。
バイオマス普及会は19日、エタノールを主成分とした自動車燃料を来年早々にも発売すると発表した。低公害という点と、主に揮発油税を課せられないことによる低価格(レギュラーよりリットルあたり10円安く売る見込み)が特徴。
日本自動車工業会は19日、低硫黄軽油の使用について今月下旬からちらしやポスターを使った理解促進活動を実施すると発表した。PM(粒子状物質)低減装置を取り付けた車両は低硫黄軽油を使用することが必要になる。
トヨタ『プリウス』が、アメリカが定める「クリーンカー減税」の対象第一号に指定され、オーナーは一律2000ドル=約23万5000円の減税措置を受けられることになった。これを受けてアメリカ国税庁では2001−3年のプリウスオーナーに対し、減税の申請を出すよう勧告した。
東京消防庁は8日、今年上半期(1〜6月)に、放置された使い捨てタイプの電子式ライターが原因とみられる車両火災が4件発生していたことを明らかにした。いずれのケースも車内に放置し、存在を忘れていたライターが失火原因となっている。
ホンダは、サイドカーテンエアバッグを新開発して、10月に発売するアコードに設定すると発表した。開発したサイドカーテンエアバッグは、子供から大人まで、様々な体格の乗員の頭部や頸部を幅広い範囲で保護し、センターピラーへの頭部衝突を防ぐ展開性能を実現した。
前方吸気・後方排気レイアウトや、高剛性アルミブロック、ロングインテーク、タンブル・スワールコントロールバルブなど、最新トレンドをひとつ漏らさず盛り込んでおり、マツダとしては『アテンザ』に搭載された4気筒エンジンに続く新世代エンジンとなる。
日本輸入組合(JAIA)は、組合員22社がフロン回収・破壊法に基づいてフロンガスを処理するため、自動車リサイクルセンターの自動車フロン引取・破壊システムを利用することを決めて、委託契約を締結したと発表した。
GMは、クアンタム・テクノロジーと共同で世界初の700バール水素貯蔵タンクを開発した。これによって燃料電池車の航続距離は最高で300マイル(約480km)まで可能となり、ガソリン車並みの航続距離を達成できる可能性が高まった。