矢野経済研究所は固体高分子型燃料電池の市場規模が2010年に年間約4000億円に上るとの試算結果を発表した。家庭用、自動車用、携帯電話用に需要が拡大するという。
固体高分子型燃料電池とは電解質に高分子膜を使って電気を発生するタイプの燃料電池。トヨタやホンダなど自動車メーカーが開発する燃料電池はこれと同じタイプだ。
同研究所の予測は東京電力や東京ガスなどのエネルギー会社のほか電気、自動車メーカーなどへの調査をベースにした。2003年に需要が立ち上がり2010年には家庭用が2650億円、自動車が725億円、携帯電話など小型端末機器用が440億円になるとしている。
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