マツダは16日、先進安全技術を搭載した車両の公道走行試験を開始すると発表した。同社の『MPV』をベースに試験車両を開発し、国土交通省の大臣認定を受けてナンバープレートを取得。公道での走行試験を通じてデータ収集・分析を実施し、実用化のための開発を進めていく。
国土交通省、環境省は16日、DMEやバイオマス燃料など、ガソリン・軽油以外の燃料についての環境性能調査を行うと発表。学識経験者らによる調査検討会を設置し、排ガス性能や、低温流動性、酸化安定性など燃料自体の調査に取り組む。
国土交通省は16日、燃料電池バスの試乗会を開いた。会場となった本省前には、トヨタグループが開発中の燃料電池ハイブリッドバス『FCHV-BUS1』が展示され、国交省幹部や報道陣らを乗せて霞が関周辺を走行。「非常に静かだ」などの声があがった。
国土交通省は10日、「ディーゼル黒煙クリーンキャンペーン」の結果をまとめた。7月、10月を重点月間として街頭検査した結果、黒煙を検査した3485台中、71台に基準値越えが見つかり、整備命令書を出した。
アメリカの道路交通安全保険協会(IIHS)が独自に行っている衝突時のバンパーダメージテストで、スズキの『エリオ』が最悪に近い評価を受けた。同協会が行った5マイル/hの低速クラッシュテストでさえ、エリオはダメージ金額1100ドル=約13万5000円、という結果だったのだ。
デンソーは4日、トヨタ自動車と共同開発したフロンフリーエアコンが、燃料電池車・トヨタ『FCHV』に搭載された、と発表した。フロンを冷媒として使わないカーエアコンが市販車に搭載されたのは世界で初めて。
資源エネルギー庁は、中学校の教材用として、全長20cmの燃料電池車を組み立てることができるキットを作成し、無料配布すると発表した。水素エネルギー利用の仕組みを理解してもらうのが狙いという。