三菱自動車工業は、2002年度から5年間を目安にした中期環境行動計画「環境サステナビリティプラン」を発表した。“サステナビリティ”とは持続可能性の意味。環境マネジメントなど合計28項目の具体的目標を掲げ、まずは実施内容を検討するという。
国土交通省は5日、PM(粒子状物質)排出量の少ないディーゼルトラックなどに対する認定制度を年内に創設すると発表した。2003年(平成15年)規制より75%低減、85%低減の2基準を設け、「超低PM排出ディーゼル車」などのステッカーを貼る。
警視庁は5日、立川市内の駐車場で16歳少年2人が襲撃され、このうち1人が死亡した事件で、15歳の少年1人を傷害致死容疑で逮捕したことを明らかにした。この事件は先月31日、ミニバイクを無免許運転して14歳の女子中学生が死亡する事件に端を発したもの。
ダイハツ工業は5日、みかんの皮から抽出した天然油、リモネンを使った自動車用天井材のリサイクル技術を開発したと発表した。リモネンを使って発砲スチロールをリサイクルしているソニーの技術支援を受け年内にスタートする。
日本自動車工業会は4日、地球温暖化防止京都議定書に批准することを、政府が同日閣議決定したのを受け、これを歓迎するコメントを発表した。このなかで自工会は、自動車の燃費性能だけでなく渋滞解消など交通流対策も重視すべきであると訴えている。
いすゞ自動車は、小型トラックの『エルフ』に2003年の新短期排ガス規制に適合させた、新開発エンジンを搭載するなどの改良、次世代環境対応トラックELF-KRとして5日から発売する。新短期規制に適合したトラックは初めて。
トヨタ『センチュリーCNG』が中央省庁での使用を前提としたものなら、スバル『レガシィB4CNG』は地方自治体での使用を第一に考えたクルマだ。こだわりを忘れないメーカーだけに、このクルマでもいろいろな技術を追求している。
通常のクルマであれば「ゴルフバッグがこれだけ搭載できます」と説明されても納得できるが、これは公用車として活用されることを前提としたものだ。「ああそうですか」で済ますことはできない。
環境省や東京都は1日、燃料電池車や電気自動車、CNG(天然ガス)自動車などの低公害車91台を集めた展示会「エコカーワールド2002(低公害車フェア)」を、東京・代々木公園で開催した。
2000年のファイアストーン問題以来、NHTSA(米国高速道路交通安全局)はタイヤの空気圧問題に敏感になっている。そして自動車メーカーに対し、2003年11月以降に生産する車への空気圧モニター装備を義務付けた。