「“次のEVはどんなのが欲しい?”というところから、“自分たちで欲しいものをつくってみましょう”と始まった」と、『EV-N』コンセプトの開発について語るのはデザイン開発室第1ブロック2スタジオ、住吉芳奈さん。
充電インフラシステムを開発する日本ユニシスは、実際に青森県や千葉県佐倉市、大阪府などで実証実験として稼働している充電スタンドを展示、充電スタンドとデータセンターを結ぶICTサービス「スマート・オアシス」を紹介する。
ハセテックは、東京電力と共同で開発した電気自動車用の急速充電器を出品。3相200Vのプラグから最大出力50kWの電力を供給、約15分という短時間で8割の充電を可能とするもので、現在までに約70台を販売したという。
日産自動車と住友商事は10月20日、電気自動車(EV)に使用されたリチウムイオンバッテリーを再利用、再販売、再製品化、リサイクルを行い、グローバル市場でエネルギー貯蔵のソリューションとして2次利用を行うための新たな事業の検討を共同で開始する。
「クルマ的な安心感として乗員の包まれ感は出そうとしました。通常この手のクルマだとサイクルフェンダーとなりがちですが、あえてそれを使わないでしっかり感や踏ん張った感じを出そうと、大きめのフェンダーを採用しました」
三菱『i-MiEVカーゴ』は非常に現実的なコンセプトモデルである。「結果的にこの取り組みは、i-MiEVを今後どうしていくか考える機会になり、i-MiEVカーゴをこういう形でひとつの答えが出ました」。
ホンダは第41回東京モーターショーに電動コンセプトモデル『EVE-neo』を出品する。本田技術研究所二輪R&Dセンター執行役員デザイン開発室室長の小濱光可さんは、「スマートコミューターを具現化した電動コンセプトモデルです」という。
◆ベルリンで50台のMINI Eをモニター貸与
日産自動車が第41回東京モーターショーに出品するシティコミューター『ランドグライダー』コンセプトはタンデム2シーター(バイクのように前後に2人乗るタイプ)である。
日産自動車が回東京モーターショーに出品する『リーフ』は電気自動車である。電気自動車だから出来たデザイン上の特徴を、デザイン本部プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナー井上真人さんは、「槍の先、弾丸の先のような形が出来るのです」という。