メルセデス・ベンツ日本は、マイクロコンパクトカーのスマートの電気自動車『スマート・フォー・ツー・エレクトリック・ドライブ』を日本国内で2012年年央に発売すると発表した。
スマート電気自動車の日本発売では、2010年10月から日本国内でテストカーを用いた実証テストを行い、一般ユーザーからも多くのデータを収集・検証している。
スマート電気自動車は、ダイムラーとエボニック・インダストリーズとの合弁企業ドイチェ・アキュモーティブが開発したリチウムイオンバッテリー、ダイムラーとボッシュの合弁企業EMモーティブが開発した出力55kWのモーターを搭載する。新開発のエネルギー密度17.6kWhの高出力バッテリーと新開発高効率モーターの組み合わせにより、最高速度と加速性能の改善を図るとともに、航続距離を確保した。