「交通事故に抑止に資する取締り・速度規制等の在り方に関する懇談会」の速度規制等ワーキンググループ(WG長=東京大学・太田勝敏名誉教授)第1回会合(8月30日)で、警察庁が規制管理の必要性を強調した。
18日午前11時40分ごろ、大阪府東大阪市内の市施設駐車場で軽乗用車が暴走し、場内を歩いていた2人が次々にはねられる事故が起きた。2人は軽傷。警察はクルマを運転していた57歳の女性から事情を聞いている。
6月に古屋圭司国家公安委員長が交通取締りの見直し発言を行ったことで発足した懇談会の第一回の内容が公表され、その方向性が見えてきた。
17日午後4時15分ごろ、三重県亀山市内の新名神高速道路上り線を走行していた大型トラックが、前方で発生していた渋滞の車列に突っ込む事故が起きた。車両4台が関係する多重衝突に発展。最後部の乗用車に乗っていた2人が重軽傷を負っている。
今年6月、愛知県名古屋市中区内で脱法ハーブ吸引後にクルマを運転し、他車との接触事故を起こしたとして、愛知県警は17日、天白区内に在住する34歳の男を道路交通法違反(過労運転禁止)容疑で逮捕した。ハーブ吸引による影響を否認しているという。
15日午前10時30分ごろ、岡山県高梁市内の岡山自動車道下り線で、減速した乗用車に対して後続車が追突。車両15台が関係する多重衝突に発展した。この事故で1人が骨折などの重傷。14人が軽傷を負っている。
14日午前7時40分ごろ、栃木県栃木市内のコンビニエンスストア駐車場で乗用車が暴走し、ガラスを突き破って建物内に突っ込む事故が起きた。店内の客や従業員にケガはなかった。85歳の男性が運転操作を誤ったことが原因とみられる。
13日午後2時20分ごろ、千葉県四街道市内の市道で、道路を横断しようとしていた男児2人が乗った自転車に対し、交差進行してきたマイクロバスが衝突する事故が起きた。男児2人は重傷。警察はバスを運転していた70歳の男を現行犯逮捕している。
13日午前6時45分ごろ、福岡県みやま市内の九州自動車道下り線を走行中の中型トラック同士が接触。うち1台がバス停への走路に進入して横転する事故が起きた。横転したトラックを運転していた44歳の男性が死亡している。
9月11日午後5時40分ごろ、広島県呉市内の国道31号で、自転車で横断歩道を渡っていた65歳の男性に対し、信号を無視して交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は意識不明の重体。警察はクルマを運転していた27歳の男を逮捕している。