自動車道の逆走で死亡事故を起こした男、「一般道と間違えた」と供述

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9月28日午後10時45分ごろ、千葉県君津市内の東関東自動車道下り線を走行していた乗用車、本線上で突然Uターンして逆走。順走車と衝突する事故が起きた。この事故で3人が死傷。警察は逆走車を運転していた65歳の男を現行犯逮捕している。

千葉県警・高速隊によると、現場は君津市三直付近で片側2車線の緩やかなカーブ。乗用車は第1車線を走行していたが、突然Uターン。第2車線を逆走し、直後に順走してきたRVと正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。順走側RVの後部座席に同乗していた58歳の女性が車外に投げ出され、全身強打でまもなく死亡。運転していた鋸南町内に在住する56歳の男性と、助手席に同乗していた55歳の女性が胸部などを打撲する軽傷を負った。警察は逆走車を運転していた富津市内に在住する65歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

聴取に対して男は「一般道と間違えた」などと供述しているが、その内容に曖昧な点もあることから、警察ではさらに話を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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