9月28日午前4時ごろ、埼玉県羽生市内の東北自動車道上り線を走行していた大型トラックが中央分離帯に衝突。これを突き破って下り線に進入し、下り線を順走していた乗用車2台と次々に衝突した。この事故で4人が軽傷を負っている。
埼玉県警・高速隊によると、現場は羽生市弥勒付近で片側3車線の直線区間。大型トラックは上り線側の第2車線を走行していたが、第1車線を走行していたトラックが車線変更した際に接触。これを避けようとした大型トラックは急ハンドルを切ったことで中央分離帯に突っ込む状態となったが、そのまま分離帯のガードレールを突き破って下り線側へ進入し、下り車線を順走していた乗用車2台と次々に衝突した
この事故で2台の乗用車に乗っていた女性3人が打撲などの軽傷。大型トラックを運転していた東京都小平市内に在住する59歳の男性も軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
大型トラックに接触したとみられるトラックは現場から逃走しており、警察では車両の特定を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。