国土交通省は、高速道路の通行料を30−50%安くする新制度を来年度に導入する方針だ。減収分は国と自治体が負担する。結局、ドライバーは自分が支払った税金で通行料を負担することになる。
カリフォルニア州で、ブリヂストンタイヤのリコールを求める集団訴訟が起こされた。これはブリヂストン『スティールテックス』タイヤ2750万本にリコールを求めるもので、理由はファイアストンと同様、トレッドがはがれる危険性があるためだという。
アメリカ運輸省とNHTSAの発表によると、2001年度のアメリカの交通事故死亡者数は4万2116人で、2000年の4万1945人をわずかながら上回った。2001年の総車両の総走行マイルは3兆マイル(4.8兆km)と試算されている。
北米では、アメリカよりも安い価格で車が売られているカナダで、アメリカ人の顧客がクルマを購入、国境を超えて持ち帰る、というグレイマーケットの増大が問題となっている。
アメリカの消費者団体、パブリック・シチズンが、日産に対し1994年から95年モデルの『アルティマ』のリコールを要求している。理由はエアバッグの欠陥。同団体によると、アルティマのエアバッグ膨張が原因と見られる、通常よりもかなり高率での目の負傷事故が報告されているという。
警察庁は8日、今年上半期(1−6月期)に刑法犯で摘発された少年が6万5573人に達することを明らかにした。その数は前年より4159人も増加しているが、その背景には最近問題化しているひったくり犯罪の急増があるようだ。
1999年9月、バイクで帰宅中に埼玉県警捜査員に暴走族グループと誤認され、執拗な追跡の末に事故に巻き込まれて死亡した少年の遺族が埼玉県(県警)と、パトカーを指揮していた児玉警察署(当時)の警部を相手に5500万円の慰謝料を求める訴訟を起こした。
警察庁は8日、今年上半期(1〜6月期)に何らかの責任を問われ、懲戒処分を科せられた警察官の数が319人に達することを明らかにした。前年同時期より104人も処分者の数が多いが、これは監察体制を強化し、身内の行為を厳しく罰する体制に変化させたため。
京都府警は8日、峰山警察署の地域課に勤務する44歳の警部補が、交際している女性の免許証を再発行させるために虚偽の遺失届を作成していたとして、この警部補を虚偽有印公文書作成と道路交通法違反(不正免許証取得)容疑で書類送検したことを公表した。
神奈川県警は8日、コンピューターのプログラムミスから、本来は5年の有効期間で発行するべきだった21人の運転免許証を、誤って期間3年で発行してしまったことを明からにした。この21人の免許は再発行して正規のものと交換していくという。