職務質問した私服警察官を暴力団員と誤認し、自転車で逃走する際にクルマにはねられて死亡した少年の遺族(両親)が、群馬県を相手に総額約2億4600万円の損害賠償を求めた国家賠償訴訟の口頭弁論が17日、前橋地裁で開かれた。
検察庁・宇都宮地検は17日、交通違反の摘発を受け、罰金刑が確定しながらも支払いを拒否している悪質な未納者4人を今月16日までに収監したことを明らかにした。一斉収監が行われるのは今年5月に続き、これが2回目となる。
17日、愛媛県今治市内のJR予讃線で、踏切内で立ち往生した普通トラックと、走ってきた特急列車が衝突するという事故が起きた。列車の乗客乗員約200人やトラックの運転手にケガは無かった。立ち往生の原因はトラックのガス欠とみられている。
16日、北海道北広島市内の国道36号線で、短時間の間に車両4台と9台が関係する多重衝突事故が相次いで発生し、合わせて24人が軽傷を負った。寒気到来の冷え込みによって、路面にブラックアイスバーンが形成されたことが原因とみられている。
16日、福島県福島市内の県道で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が赤信号を無視して交差点内に進入し、53歳の男性が運転する運転代行業者のワゴン車と出会い頭に衝突した。この事故でワゴン車に乗っていた2人が死傷している。
16日午後、岩手県大槌町内の県道で、交通違反を行ったクルマを追跡していた岩手県警・釜石署のパトカーが運転を誤って対向車線側の歩道に乗り上げ、バス停にいた81歳の男性に接触する事故を起こした。
元暴走族メンバーによる保険金詐欺事件に関連し、北海道警は16日、虚偽の診断書を作成して保険金を騙し取ることに加担していたとして、札幌市内に在住する46歳の柔道整復師の男を詐欺容疑で逮捕した。一連の事件の逮捕者はこれで26人目となる。
今年9月、山梨県石和町(現在は笛吹市)で、中国からの観光客2人をひき逃げした上、対向車と接触して合計3人を死傷させ、業務上過失致死傷と道路交通法違反(酒気帯び、ひき逃げ)の罪に問われた28歳の男に対する初公判が16日、甲府地裁で開かれた。
秋田県警は17日、クルマの割り込みを巡る交通トラブルから女性の顔面を殴り、負傷させたとして49歳の男を暴行容疑で逮捕した。この男は先月にも別の交通トラブル事件を起こしており、警察は「行為が悪質」と判断したようだ。
今年10月に青森県今別町内に住む60歳男性が秋田県内で交通トラブルが発端の暴行に遭って死亡したという事件について、青森県警は16日、実際には保険金目当てで殺害されたものだったとして、家族を含む3人を殺人容疑で逮捕した。