埼玉県警監察課は28日、県警運転免許試験課課長補佐が6年前の岩槻署交通課長時代、速度違反で摘発された長女からの依頼を受け、知り合いだった当時の東松山署交通課長(現在の熊谷署地域2課長)に対し、違反行為もみ消しを指示していたことを明らかにした。
神戸地裁は28日、飲酒運転でバイクに追突し、このバイクを運転していた大学生を死亡させた容疑で起訴されていた26歳の男に対し、懲役3年の実刑判決を言い渡した。交通事故の懲役刑としては重い部類に入るが、併合罪適用を求める検察側主張は退けられた。
神奈川県警は27日、交通違反で摘発されたにも関わらず、警察などからの出頭要請を無視して反則金の納付も行わない悪質なドライバー130人に対し、逮捕状を請求して3月から強制捜査を行っていく方針を明らかにした。
埼玉県警は26日、捜査中のパトカーが他車と関係する事故を起こし、パトカー側に過失があるとして認定された事故のうち、昨年末までに民事的な示談が成立し、賠償額が確定した5件について、約424万円の支出を行うことを認め、県議会に報告した。
佐賀県警は3月以降、県道佐賀空港線で行っているゼロヨン族への取締りを本格化していくことを明らかにした。今月16日深夜から試験的に行った取締りで12人を検挙するなど、一定の実績を上げられたため。
新潟県警は26日、バスの発車を待つために止まっていた乗用車に追突し、このドラバーに軽傷を負わせたものの、そのまま現場から逃走したとして20歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(無免許運転、事故の不申告)容疑で逮捕した。
新潟県警は25日、14トントラックを運転中に信号を無視して交差点に進入し、青信号で走ってきた軽自動車と出会い頭で衝突。このドライバーに軽傷を負わせる事故を起こしたとして、50歳のトラック運転手を危険運転致傷罪で逮捕したことを明らかにした。
福島県公安委員会は26日、来月5日に交付する県の道路交通規則改正規則を発表した。ナンバプレートカバーの装着禁止や、鉄パイプなどの凶器を所持した状態での二輪車の二人乗り禁止など、走り屋や暴走族対策に主眼を置いたものとなっている。
昨年8月に発生した暴走族メンバーの乗ったバイクとパトカーとの衝突事故直後、事故の発生に腹を立て、一緒に走っていたメンバーが事故を起こしたパトカーに対して物を投げるなど破壊行為を行ったとして、岡山県警は25日にこのメンバー2人を逮捕した。
兵庫県警は26日、昨年1年間に県内で摘発された暴走族グループの実態を明らかにした。警察が把握している暴走族は98グループで、総勢1758人のメンバーで構成されている。20歳以上のメンバーが急激に増えているのが全国的に見ても珍しい特徴だという。