日本自動車工業会の西川廣人会長(日産自動車CCO兼副会長)は5月19日の就任記者会見で、自動車関係諸税の軽減への取り組みについて「2016年度から17年度にかけては大きな節目になる。議論を活発にして最大限努力したい」と表明した。
15日午後9時55分ごろ、神奈川県川崎市麻生区内にある小田急電鉄小田原線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた乗用車と、通過中の特急列車が衝突した。この事故でクルマの運転者が死亡。自殺とみられている。
日本自動車工業会の西川廣人会長は19日、4人の副会長と共に定例会見に臨んだ。熊本地震への見舞と共に、冒頭で燃費不正問題に触れて次のように述べた。
国土交通省は、燃費測定方法で不正を行っていたスズキに対して5月31日までに詳細について報告することを求めたことを明らかにした。
「三菱自動車を除く主要7社はこれまでのところ不正はない」と、きのうの読売、産経などは報じていたが、それが昼過ぎには一転、スズキも国土交通省が定める法令と異なる方法で燃費データを計測していたことが判明。
14日午後2時ごろ、兵庫県神戸市兵庫区内の国道428号で、信号待ちのために停車した大型観光バスに対し、同じ会社の後続バスが追突する事故が起きた。この事故でバスに乗っていた中学生8人が病院へ搬送されている。
14日午前7時30分ごろ、愛知県春日井市内の市道で、資源ゴミを勝手に持ち出そうとした男が運転するトラックに同市の男性職員がひきずられる事件が起きた。男性は重傷。トラックは逃走したが、警察は16日までに中国籍を持ち、岐阜県大垣市内に在住する48歳の男を逮捕している。
三菱自動車工業は18日、国土交通省で燃費不正操作の3度目の報告を実施した後、省内で会見を行い、社長以下役員の辞任を表明した。
スズキの鈴木修会長、鈴木俊宏社長らは5月18日、国土交通省に燃費データの測定方法について、国の規定とは異なる測定を行っていたと報告し、同省で記者会見した。
石井啓一国土交通相は17日の会見で、熊本地震の被災地などで要望が強い九州の高速道路無料化について語った。