富山県警は3日、実際にはクルマに乗っていなかったにも関わらず、追突事故を起こした加害者が失神していることに目をつけ、「乗っていてケガをした」と申告して損保会社から保険金を騙し取っていた男2人を詐欺容疑で逮捕した。
検察の判断で一旦は不起訴になったものの、民事裁判で遺族側が新たな証拠を見つけたことで加害者の過失責任が認められ、それが元で検察が再捜査に乗り出した交通事故に関係する刑事裁判で、千葉地裁松戸支部は3日、禁固2年の実刑を被告に命じた。
山梨県警は3日、RVを漫然運転し、7人が重軽傷を負う多重衝突事故を引き起こしながら、現場からそのまま逃走していた41歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めている。
警視庁は3日、レンタカーを使用して故意に交通事故を起こし、休業損害を中心とした保険金を騙し取っていたとして5人の男を詐欺容疑で逮捕した。確認されているだけで29件、総額約1億2000万円の被害を出したと見られている。
2日夜、静岡県小山町内の東名高速上り線で、重量物(紙ロール)を載せて走行していた大型トラックが前方を走る普通トラックに追突し、そのまま路肩に設置された街路灯に向けて押し出すという事故が起きた。
3日午後、兵庫県神戸市北区内の県道で、乗客約20人が乗った神姫バスが運行する路線バスに、対向車線を逸脱した4トントラックが正面衝突した。この事故で双方の車両は大破し、18人が救急車やヘリコプターなどで病院に運ばれた。うち2人が重傷となっている。
3日朝、埼玉県鳩山町内の町道で、併走するクルマの車内から声を掛けてきた男を無視した16歳の女子高校生が、このクルマにはねられて負傷するという事件が起きた。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。
オートバイテル・ジャパンがまとめた、2月の新車見積もり依頼月間ランキングは、ホンダ『オデッセイ』が5カ月連続でトップになった。ただし、日本自動車販売協会連合会が発表した2月の新車販売ランキングでは、3カ月ぶりに首位から転落している。
「規制緩和は失敗だ!」「国土交通省は責任を取れ!」——タクシーなどの労働組合、全国自動車交通労働組合総連合会は4日、組合員のタクシーで国交省庁舎を取り囲み、事後チェックの徹底などを求める請願書を同省に提出した。
静岡県警は3日、危険物取り扱いの資格を有していないにも関わらず、大量の軽油を輸送していたとして藤枝市内にある軽油専門のスタンドの所長ら男3人を消防法違反容疑で逮捕した。警察では姿を消した経営者の行方も追っている。