富士重工業の2001年9月期の中間連結決算は、連結売上高が前年同期比5.4%増の6599億円、連結営業利益が同32.1%増の438億円となり、増収増益となった。国内販売はマイナスだったが、北米の販売が好調だったのに加えて円安による為替差益で好調だった。
GM、フォードに続いてダイムラー・クライスラーも来年の0%金利キャンペーン続行を発表。これでビッグ3はすべて9月のテロ事件以来続けている5年間0%金利の自動車ローン競走を今後も継続することとなった。
利益確定の売りが相次ぎ、全体相場は5日ぶりに反落。自動車株も高安まちまちとなったが、主要各社はそろって続伸した。トヨタ自動車が、一時は前日比180円高。利益確定の売りに押されたが、前日比20円高の3230円と4日続伸した。
日野自動車は20日、今年度中間期連結決算を発表した。国内トラック市場は厳しい状況が続いたものの、トヨタ向けの売上増により売上高は前期にくらべ6.6%増の3677億円となった。またコスト削減効果により営業損益が改善し、最終損益は1億3000万円の黒字に転換した。
スズキは20日、今年度中間決算を発表した。国内売上高は軽自動車の販売減により微減となったが売上の約半分を占める海外は新型車の投入などにより2ケタのプラスとなった。今中間期は為替影響が円安によりプラスに働いたことから営業利益も2ケタの大幅増となった。
ヤナセは、関連会社のウエスタンコーポレーションと2002年3月を目途に合併すると発表した。ヤナセが存続会社で、ウエスタンは解散する。ヤナセは経営悪化しており、経営が順調な子会社のウエスタンを採り入れて財務基盤を強化する。子会社が親会社を救済する珍しいケース。
日産ディーゼル工業が発表した2001年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比8.4%減の1865億円、営業利益が同36.9%の42億円と大幅な減収減益となった。海外のトラック販売が落ち込んだのに加え、日産自動車の受託生産のマイナスで減収減益となったことが要因。
NKKは高圧ガス容器製造メーカーのダインテック社(カナダ・アルバータ州)と天然ガス車と燃料電池車用の燃料タンクに関する提携関係を強化する。
米国景気の回復期待が高まり、全体相場は4日続伸。円相場が一時1ドル=123円台に下落したことを受け、自動車株は全面高となった。トヨタ自動車が、前週末比210円高の3230円と3日続伸。ホンダは200円高の4800円と4日続伸し、日産自動車も33円高と反発した。
京成電鉄のバス子会社、東京ベイシティ交通は、12月1日から東京ディズニーランドと茨城県日立市、福島県いわき市を結ぶ高速バスを運行する。同路線は2年前に採算悪化から休止されていたが、ディズニーシーの開園で“復活”した。