三菱自動車のウルリッヒ・バルキャ取締役兼乗用車開発・マーケティング統括本部長は、東京モーターショー出品車の説明において、同社の反省点と今後の方針を解説した。あらためてまとめてみよう。
トヨタ自動車と石川島播磨重工業(IHI)は、タイに合弁でターボチャージャーの生産・販売会社を設立する。すでに、IHI製のターボはいすゞ自動車やマツダのピックアップトラック用ディーゼルエンジンに搭載され、年間約20万台をタイ向けに輸出している。
大手投資家の売りが続き、全体相場は続落。自動車株も全面安となった。トヨタ自動車が、前週末比80円安の3040円と3日ぶりに反落。好決算を材料に前週末にかけて上げたが、利益確定の売りと持ち合い解消に売りに再び3000円水準に押し戻された。
マツダは12日、2002年3月期連結決算で黒字に転換する見通しを発表した。2002年3月期の連結売上高は2兆0900億円、連結営業利益が170億円、当期利益が13億円と黒字に転換する見通しだ。
マツダが発表した2001年9月期の連結中間決算は、連結売上高が前年同期比3.2%増の1兆0382億、連結営業利益が112億、連結経常利益も48億円となり、増収増益となった。2期ぶりの黒字。アメリカ市場での販売好調と、早期退職制度によるコスト削減が貢献した模様。
マツダは、連結・単独共に2001年度上期が黒字となり、また下期はブレークイーブン(収支とんとん)となる見通しを発表した。通期では、目標であるブレークイーブンを上回り黒字となる見通。期末の配当も予定。
スズキとボンバルディエ・アメリカの両社は、スズキからボンバルディエ・アメリカ社への4ストローク船外機のOME供給について基本合意した。
銀行株を中心に売り物が膨らみ、全体相場は反落。自動車株は、高安まちまちとなった。トヨタ自動車が一時、前日比130円高まで急伸。前日、取引終了後に発表された中間決算の内容を評価した買いが集まり、出来高は市場第6位にボリュームアップした。
自賠責保険が2005年以降、段階的に引き上げられる見通しになった。金融庁がまとめた改正案によると、現行で年額1万3800円の保険料は、2005年と2008年の2段階で引き上げられる見通し。ただし、これに合わせて保険料引き上げも行われる見込み。
三菱自動車工業が、ドメイン名の紛争で敗訴したことが明らかになった。同社は韓国に住む個人がインターネットのホームページにドメイン名「mitsubishi-motors.com」を登録したことから世界知的所有権機関(WIPO)に提訴していた。