ホンダは15日、北米のアラバマ新工場で量産を開始したと発表した。カナダ工場での生産が限界に近づいたため、生産開始が半年前倒しされたもので、来年秋にフル稼働する予定。『オデッセイ』(日本名『ラグレイト』)を年間12万台生産する。
米国株高を好感し、 全体相場は大幅続伸。円相場が1ドル=122円台後半に下落した動きを受け、自動車株は全面高となった。このところ軟調な動きを強いられてきたとあって、幅広く買い戻しが入った格好だ。
全体相場は4日ぶりに小反発。円相場も1ドル=121円台後半に軟化したが、自動車株は引き続きさえない動き。トヨタ自動車が、前日比15円安の2995円と続落し、3000円台割れ。スズキが29円安と続落し、マツダ、富士重工業も軟調。
三菱自動車工業が発表した2001年9月の連結中間決算は、売上高が前年同期比0.6%減の1兆5326億円、営業損益が131億円の赤字、経常損益が274億円の赤字となった。国内販売の乗用車販売が低迷し、微減ながら減収となった。
トヨタ自動車は14日、米同時多発テロ事件の被災者に対し追加の寄付金93万ドル(約1億1300万円)を贈ることを決めた。同事件では救助におもむいた消防隊員らも多数犠牲になっており、その家族らに対しても寄付される。
ヤマハ発動機が発表した2001年9月期の連結中間決算は、連結売上高が前年同期比5.2%増の4983億円、連結経常利益が同18.6%減の190億円となった。
フォードのCEO、ジャック・ナッサー氏辞任のニュースはデトロイトを驚かせたが、ライバルのGMでもそれに劣らぬ大きな人事の変化が発表された。GM北米事業担当社長、ロン・ザレーラ氏の辞任である。
GM(ゼネラルモーターズ)は、世界購買、生産管理、物流を担当の上席副社長のハロルド・カトナー上席副社長が今年12月31日付けで退任すると発表した。後任には、ボー・アンダーソン副社長が12月1日付けで就任する。
全体相場は3日続落し、平均株価は一時1カ月ぶりに1万円の大台割れ。自動車株も連日の全面安となった。トヨタ自動車が、前日比30円安の3010円と続落。ホンダも10円安と3日続落し、日産自動車は11円安で続落した。
フォルクスワーゲン(VW)のブラジルの生産拠点である「VW・ド・ブラジル」が従業員3000人を解雇する計画を策定していることが明らかになった。経営陣と労組とワークシェアリングの導入について交渉してきたが、交渉が決裂したことを受けた措置。